アメコミ読書第4弾
Wolverine Snikt 3/5
感想とあらすじ *ネタバレあり!
Fusaから、一体何が起こってこのような状況になってしまったのか、ついに明かされます。
全ては、11年前から始まりました。
Mandateと呼ばれる存在も実はミュータントでした。しかし、ウルヴァリンやX-men達のようなミュータントではなく、病原菌のミュータント、新種のバクテリアがその正体でした。
当初それは、有害物質を分解する性質を持っていたため、環境に効果的なバクテリアと考えられていました。しかし、そのバクテリアは別の有害物質を分泌する特性を備えており、それは人間にとって非常に危険な物質でした。
バクテリアを閉じ込める方法を見つけることが出来なかった科学者は、そのバクテリアを一箇所に集める事にしますが、それが最悪の結果をもたらしました。
一つに統合されたバクテリアは知覚を獲得、さらに脳までも作り出すと、自由に動くための体を構成、ここにMandate最初の一体が誕生したのです。
元々持ち合わせていた物質を分解する特性と、さらに新たに得た毒性の分解能力で、地球にある全てのものを破壊する能力を身につけてしまいます。
Mandate自体には複製能力はないのですが、オリジナルMandateのみコアを作り出す事ができ、それにより増殖が行われていました。
女王とも呼べるそのオリジナルMandateは、”始祖”と呼称されるようになります。
やがて、Mandateは日々ありえない数の増殖を始めます。
人類がその脅威に気がついたとき、すでに地球の大半はMandateが支配する世界となっていました。
核が体の構成、維持を行っており、それが無傷な限りはいくらでも再生を繰り返します。
さらに悪い事に、その核は状況に応じ自由に体の構成を変える事が可能で、翼や想像できるあらゆるタイプの武器を作り出す事すらできました。
その適応能力の高さと、再生能力の前には、対Mandateとして組織された軍隊もなす術も無く壊滅してしまいます。
生き残った少数の人類は地下に逃げ込みます。そこには、唯一Mandateが突破出来ない物質があったのです。その物質を応用して大佐の機械の体、武器と弾薬も作られました。
唯一Mandateが苦手とする物質を使っているため、Mandateを破壊する事が可能だったのです。
その物質の名は、アダマンチウム。
全身の骨格をアダマンチウムで覆い、アダマンチウムの爪を持つウルヴァリン。
だからこそ、Mandateに対抗できる唯一の存在として選ばれたのでした。
ついに自分が連れて来られた理由を知ったウルヴァリン。
少し考える時間が欲しいと、散歩をすると行き当たったのは無数の墓。
まだ話したい事があると、後を追ってきたFusaは、ある日みた夢の話を始めます。
夢とは思えないほどの現実味を帯びたその夢で、あったこともない男、ウルヴァリンと出会い、それと同時にウルヴァリンの記憶が自分の中に流れ込み、突然理解できました。この男こそ、自分達とこの世界を救う唯一の人間であると。
だが、どうやって俺をここに連れてきたんだ?
そう聞くと、Fusa自身も理解できていないようです。ただ、集中してどこに行きたいのか考えていると、ウルヴァリンを見つけることが出来た。そして、その手を取りこの時代に導いた、と。
俺を元の時代に連れ帰ることも出来るのか? そう聞くウルヴァリンに、もちろんできるわ。そう答えるFusa。
そして、ウルヴァリンはFusaたちに協力する事を承諾。
30メーター以内にいるMandateや他のメンバーのポジションの把握、さらには視覚と聴覚を他のメンバーと共有できる装置を身に付け、Mandate掃討チームに加わる事になります。
大佐により、作戦説明が行われます。
地下通路を経由してMandateのコロニーに侵入、全てのMandateを生み出す元凶”始祖”の破壊。
作戦の成功は、唯一その核を破壊できるウルヴァリンにかかっています。
乗り物に乗り込み、地下へと降りていくウルヴァリン達。
その行く手には、何が待ち受けているのでしょうか。
#4へつづく
ついに、Mandateの正体や何が起こったのか、それと何故ウルヴァリンでなければならなかったのかが明かされました。
ラストの地下に降りていくシーンでは、延々と続く何も無い巨大な通路が描かれており、そこにぽつんと小さな影を落とすウルヴァリン達を乗せた乗り物。見るものを不安にさせる、なんとも無機質で不気味なイラストですが、雰囲気は最高です。
何度も言いますが、街の雰囲気、無機質な建物群・・・BLAME!全開だなぁ(笑
