描く順番を変えなければありきたりのホラーになるし、変えたら変えたで中盤のハラハラ感が薄れてしまう、なんとも歯がゆいスタッフの悩みが透けて見えてくる様な、そんな作品でした。
先に言っておきますと、ジャンルはホラーですがビックリする演出は出てきますがそこまで怖くないですよ〜(๑´ω`๑)/


監督はマイケル・ゴイさん

主人公サラをエミリーモーティマーさん
映画『シャッターアイランド』で行方不明になった女性、レイチェルを演じてた方です(•᎑•)


サラの夫、デヴィッドに名優ゲイリー・オールドマンさん
代表作は数しれず、ですがハリポタでハリーパパの親友でハリーの後見人シリウス・ブラックと言えば分かる方も多いのではないでしょうか( ^ω^)


長女リンジーに天才子役のステファニー・スコットさん
もう23歳になってたんです〜🎶
ナタリー・ポートマンさんがヒロインのエマを演じた映画『抱きたいカンケイ』でエマの子供時代を演じてたのがステファニーさん
映画『インシディアス 序章』のクイン・ブレナーです(๑^ں^๑)


次女のメアリーにクロエ・ペリンさん
他の作品の記憶がないので調べてみましたが、出てこなかったので、これからの活躍が楽しみです✨


サラの事件担当の刑事のクラークソンにジェニファー・エスポジートさん
映画『ドラキュリア』に出ていたみたいなんですが、記憶がなくて申し訳ない(^_^;
鼻筋の通った美人なのに忘れていたなんて(; ;)


 

死霊船 メアリー号の呪い [DVD]

 


『清教徒の時代
闇夜に魔女が連れ去られ溺死した
子供も遠くへさらわれた
魔女は蘇り人の子を道ずれにするだろう』

と魔女被害者の会設立決定な感じのメッセージから始まるので、これから悪さする霊は元から悪ではなく、人為的に悪になったが分かるのでいかにこの霊を救えるかがポイントか?と思っで見てましたが、別段そういう訳でもなかったです(^_^;)


メッセージ終了と共に女性の悲痛な叫び声。
どうやら子供を探している様子ですが、画面に映るのは額を怪我した女性1人。
この額を怪我した女性、サラは船の破片に掴まって海を漂っていた様で、彼女と家族に何が起きたのかを遡ってストーリーが進行していきます。


「悪霊には取り憑く媒体が必要なの。彼女にとってそれがあの船よ」
と語るサラ。

事の始まりはサラの夫デヴィッドが競売でメアリー号に魅せられた事。
ドイツ製の小型船メアリーをとても気に入ったデヴィッドは貯金が足りないにも関わらずさっそく購入して家族に知らせますが、メアリー号は見た目ボロっちい小型船なのにお値段張るらしくサラと喧嘩してしまいます。


自分たちの明るい未来を信じてメアリー号を購入したデヴィッド。
壊れかけた船を自分達みたいだと表現したり、彼に「私が悪いのよね、許して」と突然深すぎる謝罪をするサラの言葉。
何があったかは中盤で解けます。


綺麗に掃除と改装を施し、美しい船へと変貌したメアリー号🚢
いよいよ初航海ですが、よりにもよって行先はバミューダ諸島経由のハミルトン(^_^;
「幽霊船で魔の海域を通るとは」と言うセリフが出てきますが、ほんそれです(;^_^A
この航路になったのにはもちろん理由があるんですけどね〜🌀


出航前に船の前で記念写真を撮るシーンが来たらビックリ注意報です!

デヴィッド、サラ、リンジー、メアリーの家族に、船員のマイクとトミーの2人を加えた6人はいよいよ海へと乗り出します🌊
思ったよりずっと順調な旅路。風を受けて進む船とクルー達の映像は気持ちよさそうで少し羨ましいくらい✨
私も全部放り出してのんびりしたい〜(*・艸・)


と、思っていたらトミーの様子が突然おかしくなり、刃物でデヴィッドに襲い掛かります🔪
なんとか事なきを得たデヴィッドとサラ。

口をきかなくなってしまったトミーを途中の港で船から降ろしますが、その後トミーは自殺。
密かにトミーに想いを寄せていたリンジーにその事実を伝えられず嘘をつくんですが、何故かメアリーが首吊りの絵を描きます。


少しずつおかしな事が起こり始めた船内。
勝手に回るドアノブに、突然閉まる扉。誰もいないはずなのに触れられた様に感じたり、チラチラと姿を見せる悪霊。
彼女達の身に一体何が起きたのか。
そして結末は!


と、いつもだいたい煽ってメイン感想に移るんですが、今回、結末が序盤で分かっていますし、予想を超える程のどんでん返しもなければ、メアリー号に取り憑いてる霊の詳細を知ることも出来ないんですよね〜(^ー^;)


私的にはもっとこの船に取り憑いた女性のバックグラウンドが知りたかったですね〜
エンディングの資料でちょこっとは分かりますし、魔女狩り被害者なのは明白ですが、もっと彼女の人生や人となりや悪霊になった経緯を詳しく描いてほしかったのと、悪霊の目的がイマイチよく分からなかったのが悔しい〜


恨みを晴らしたいのか、子供を手に入れる為に親が邪魔だったのか、なぜその場所じゃないといけないのか。


悪霊の生きてた頃の身体なんて年代を考えると溺れた場所からとっくに流され、塩水で洗われてほぼ跡形もないでしょうから遺体を見つけてほしい訳でも無さそうですしね。


行動には理由があるはずなので、やっぱり同じ場所で子供達に追いかけて欲しかったのかな〜( •́  •̀ )
同じ場所で死ねばずっと一緒にいられると思っているとか??╮( •́ω•̀ )╭ワカラン


もう少し悪霊について描写してくれないと、どうして船に拘っていたのかも分かりませんし、最後の展開から、それ出来るなら最初から船じゃなくてよくない?ってなっちゃう(^_^;)
船壊れたからって事でしょうけど、それでもあの船に拘ってた理由の説明にはならないんですよね〜。

サラたちの前3回は船に留まっていることから考えて、船が壊れてないなら、船がいいって事ですよね。
それってやっぱり溺れた場所に導きたいって事だと思うんですけど、理由が分からない(๑´・_・`๑)


んー



マイケル・マイヤーズは何故人を殺すのか
答え
悪の化身だから


って感じで、

メアリー号の名もなき悪霊の行動について代弁しなさい
答え
恨みは残ったけど、気がついたら船に取り憑いていて、今回は船がダメになったから乗り換えた行き当たりばったりな悪霊なの、ごめりん(ノ≧ڡ≦)☆


と、納得する事にしました(*´﹀`*)


アメリカンホラーにおいて、殺人鬼や悪霊の類は何故かイチャイチャしてるカップルに厳しくリア充爆発しろ感漂う殺意を見せる事が多いですが、この作品の悪霊は寛容です🎶


人間に影響はしていますが、荒事実行してるのはほぼ生きてる人間で、この悪霊が直接手を下すシーンは1回のみ。


悪霊ドーン!!より、徐々に影響を受けて『狂気めいていく人間』の怖さを楽しむ作品だと思います。


グロいシーンもエッチシーンもありませんので家族で見れますが、面白さには少々欠けるかもしれません(^ー^;)


B級覚悟で、時系列のまま描いた方がまだ良かったかもな〜と思わなくもないですが、そうするとクラークソンの存在が空気になってしまいますし、何があったか説明するシーンも必要なくなるので、スタッフの方、大変だったろうな〜と。


場面の取捨選択、描き方の順番、いわゆる構成と呼ばれる部分がいかに大事かよく学べるある意味とてもいい作品でした(*˙︶˙*)☆*°