おいおい、アメリカのアニメーションは2017年でもこのクオリティってマジかよ、と正直思いましたが、日本アニメのクオリティが高すぎるんだなと思い直しました。
ほんとジャケットだけ力入れるのやめよ?w
この作品を一言で言い表すなら
『アニメーションは紙芝居レベルだけど、実写シリーズとは違ったパラレルストーリーで視聴者を欺く手法が面白かった』
2017年
アメリカ制作アニメーション
78分
舞台はゴッサムシティ。
といっても時代は19世紀のロンドンを思わせる設定で、女性の権利がまだ認められておらず、貧富の差も激しく、貧しい女性達の多くが街角に立っています。
そこに現れた娼婦ばかりを狙う殺人鬼、ジャックザリッパー。
バットマンは彼を捕まえる為、捜査を開始する。
一方、街ではブルースが資産を投じて作った万国博覧会が開幕を控えていた。
劇場で働く女優セリーナは、街で殺されているのが娼婦だから警察は本気で捜査していないと指摘し、自らジャックザリッパーをおびき寄せ、足に隠していた鞭で応戦。
しかし、戦闘訓練を受けているらしいジャックに適わず、絞め殺されそうになったところをバットマンに助けられる。
次々と殺されていく女性達。
ついに幼い頃両親を亡くしたブルースを支えてくれたシスターまでもその手にかかり命を落としてしまう。
現場を訪れたブルースをジャックだと勘違いした老女がブルースを脅すも、彼女も殺されてしまう。
その事でブルースをジャックだと思った警察はブルースを逮捕。監獄へと留置してしまう。
彼がジャックではないと知っているセリーナは彼を助ける為に警察本部長ジム・ゴードンに会いに行くが……
正直、最後までジャックの正体が分からなかったー!
え?そこ持ってくる!?な意外な展開に途中からかなり楽しかったです🎶
ついこの間、実写のバットマン:ダークナイトを見たばかりだったので、ハービー・デントが出てきたのも「お!」ってなりましたが、ダークナイトに比べて、こちらのデントはただただ嫌な奴でした😅
というか、警官といいこの時代の世界の常識がクソ(失礼)すぎて、そっちが気になって気になってw
なんというか、弱いものは見捨て、強者にはへつらい、でも引き摺り下ろす隙を狙っている感じで基本無責任。
まぁ、時代設定の為仕方ないとはいえ、女性を軽視している時点で、私的には『こいつら無いわ〜』な訳ですけどね。
昔の人間ってほんとどうしてこんなに馬鹿なんでしょうね。
そんな時代背景の中、一際輝くのがセリーナ。
ナイトショーに出演している女優で、多くの男性が彼女に憧れている為、ゴッサムでも一目置かれる存在。
長いスカートには切れ込みが入っており、足に巻いたベルトに鞭を隠し持っています。
男性に対しても物怖じせず、ハッキリ意見するタイプ。
勝気な彼女はジャックを追う内に、ブルースと深い関係に。
いやもうほんと、設定的にめちゃくちゃカッコイイんですよ!セリーナ!
でも絵が、絵が😭
セリーナの魅力の60%を絵が奪ってるって勿体
なさすぎない?😅
裕福ではない子供時代から苦労してスターダムをのし上がった経緯とかも凄く良くて、ヒロインとしてはかなり高得点!
そして!この時代のバットマンはほぼ特殊装備なしでの殴り合い上等お兄さん!
ワイヤーの出るピストルとか、この時代にしては最先端のアイテムが出てはきますが、かなり少ないです。
んでもって、無理やりそれ出しただろwってなった乗り物はちょっとこう、スタッフの変なこだわりを感じてしまいました🤣
時代が時代なので出すに出せないバットマンアイテムの数々、でも、出したかったんだよね?😇
空に浮かぶバットマークは、そう来たか!って感じで、それは良かったかな。
最後まで各キャラをしっかり大切に描いていたのはとても好感が持てましたし、バットマン正史では絶対に出来ない展開も面白かったです。
ただ、何度も言いますが、絵のクオリティがね😫
誰か、パッケージの素晴らしいクオリティで3G映画を、本当に美しいセリーナでもう一度作って下さい(懇願)
気分的には、そこそこいい小説がダメ絵師漫画で3流落ちしたみたいな、そんな感じです😇
とはいえ、全体的なまとまりは良く、人々の為に働いているのに悪者扱いされるバットマンの不遇もしっかり描かれていて、時代背景は違えども、ちゃんとバットマンしてました👌
めちゃくちゃオススメするわけではありませんが、少年探偵団を思わせる少年達が出てきたり、次回作はないんだろうなと思いつつ、ワクワク感の残る作品でした。