創りが素晴らしく、派手さはないものの、私が人にオススメしたい映画トップ10にランクイン決定だなと思わせてくれた作品(•᎑•)


登場する人物は主に6人
主人公アニー
死に行く国語教師ビル
小説を書く殺し屋ヴィンス
若き殺し屋
謎の依頼人フランクリン
そして、清掃員のおじさん

 

アニー・イン・ザ・ターミナル(字幕版)

 


では、いつも通り場面説明


パッツンの前髪と金髪、赤い口紅、翡翠の瞳がとても印象的な美女が神父様と殺しの交渉。
映像がメタリックで街の外観がとてもカッコいいです。


終電後の駅で来ない電車を待つ男が1人。
清掃員のセリフがちょっと詩的で素敵です。
24時間営業のカフェを紹介されて移動する男は2人組の強盗に脅されますが、軽く説得してしまいます(何者!?)


カフェには美人の店員さん。
なんの会話をしてるんだか^_^;
この男性、とりあえず死ぬけど原因は分からない病気だそう。


3週間前、ベットに手錠に固定した男性を見下ろすパッツン前髪の美女。

ここでチラチラ登場していた狭い部屋に閉じこもる銃を持った若者とおじさんが登場。
カフェで銃での部屋の制圧の仕方の表現について話しているので、おじさんは小説家兼殺し屋、若い男は相棒のようです。


何か大きな依頼を受けて、ネオンと綺麗なお姉さん達が踊るお店へ。
そこでおどるバニーちゃんはなんと、あのカフェの美人店員さん✨
おじさんの名前がヴィンスとここで判明します。


時は戻って現在。
もう死ぬと分かってるんだから、やりたい事を好きにすればいいと男に助言する美人さん。
名乗るシーンがあって、彼女が主人公アニーだと判ります。


再び3週間前、清掃員をお金で買収し、脅しかかる強盗を一蹴して、再びカフェに現れるヴィンス。アニーに銃を突きつけるも投げキッスを返されてしまいます💋


依頼主から部屋で待機と言われる2人。
依頼内容は殺し。
その前に1人と面接したいと呼び出されたヴィンスの前にアニーの姿。
その後を追いかけるヴィンスですが、迷子になった様子。
たどり着いた先には黒電話。
依頼人のフランクリンから仕事の後に相棒を殺せと言われます。
承諾するヴィンス。
その内容をアニーから盗聴で聞かされた若き相棒は激怒。
貴方を死なせたくないの、と言うアニーと手を組みます。


そして場面は再び現在へ
死に行く男に死ぬ方法をアドバイス。
彼のペンを欲しがるアニー。
全くもって謎です。


もうほんとに全部が謎謎謎で話の組み立て方が面白い!


アニーの目的はなんなのか。
フランクリンの狙いとは。
殺しを依頼された2人の男の運命は。
そして、死に行く男の末路は。


最後、種明かしがされていく様は、かなり面白かったですし、最後のシーンは正直ゾッとしました。


何気ないセリフの中にこんなにも伏線が散りばめられている映画ってちょっとオシャレすぎません?


映像的にもしっかり伏線が張られていて、あ、あの違和感はここに繋がるのか!となる事請け合いです。


冒頭からは絶対にこの結末、予想出来ないと思います!

まさかまさかと次々と折り重なっていく真実。
魅せ方がほんとに上手くて、光の使い方がとても綺麗です。


ミステリーとして極上の仕上がりになっていると思いますが、血しぶき表現や殺害シーンもありますし、大人の私でもメンタル的な恐怖を感じるシーンもありましたので、小さなお子様との視聴はオススメしません。


構成も演出も上手いなぁ〜の一言。
どんでん返しを楽しみたい方にオススメな作品だと思います✨