わたしたちセラピストは、クライアントさまに触れている手の下で
”いま何が起こっているのか”
を常に感じようとしています。
緊張があるか、逆に抜けているか、筋の収縮は十分なものか、動こうとする意図はあるか、あるならその方向は正しいか、逆に動かないでいようとする意図はあるか、こちらの刺激の変化に反応しているか‥などなど。
緊張があるか、逆に抜けているか、筋の収縮は十分なものか、動こうとする意図はあるか、あるならその方向は正しいか、逆に動かないでいようとする意図はあるか、こちらの刺激の変化に反応しているか‥などなど。
それらの『反応』は、クライアントのこころの状態にかなり影響します。緊張していたり、イライラしていたりすると筋も緊張して硬くなり、リラックスすることが難しくなります。いわゆる交感神経が優位になっている状態です。逆にこころが落ち着いていると筋は良い緊張を保って、動きもスムースになります。
そして、そういったことはわたしたちセラピストにも同じことが言えます。
日本を代表する心理学者の河合隼雄氏は 触れる ことについてこんな言葉を遺しています。
ただ触れるだけではなく、こころの触れ合いが伴っていないといけない。焦りは禁物だ。こころが触れるまで『待つ』ことが大切である。
今年もこころ穏やかに、焦らずクライアントさまに触れ、待ち、手の下で何が起こっているのかを感じ続けたいと思います。