3月29日に行われた、東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ。
やはり、スーパースター ってそういるもんじゃないと思う。
この試合で最も輝きを放ったのが、言わずもがな
Jリーグ選抜チームFW キング・カズ 44歳。
キングがキングであることを改めて証明した。
試合後、日本代表チームのザッケローニ監督はこう言いました
『私は今まで相手チームのゴールを喜んだことなど一度も無いが
今日、生涯で初めて相手チームのゴールを喜んだ』
中村俊輔はこう振り返りました
『いいプレーをして、カズさんにアシストしたいと思っていた』
そんな皆の思い、日本中の期待に応える。
昔と変わらない華麗なステップを刻んだ後、喪章がつけられた腕を高々と突き上げた瞬間
その思いは被災地に届いたに違いない。
たしかに全盛期のプレーのそれとは比べものにならないくらい
スピードは落ち、キレは無くなったが、それをカバーしうる
ズバ抜けたゴール前の嗅覚、状況判断能力と経験、そして
恐らく出場した選手の中で、一番決めたいと思っていたであろう
強い気持ち が生んだゴール。
そしてもちろん、ゴールを決めたことそのものもそうだが
全力でボールを追い、前を向いてゴールを狙い続けるその姿に
復興に向けて頑張る被災者を重ね合わせ、メッセージを感じ
胸を熱くしていた方も多いのではないだろうか。
カズは試合後こう語った
『きょうはまだ一歩。これからも長く支援していきたい』
あの日、一人のサッカー選手が日本中を元気にし、復興へのチカラを与えた。