ドナさんついにペットのおうちデビューあしあと




 

が、今の所お問い合わせゼーロー

 

 



 

まだ慌てるような時間じゃない(cv仙道)

 

 



 

お問い合わせゼロでも良い。


 

それだけ皆さんがちゃんと考えてくれているってことでしょう?(え、違う!?)

 

 


この保護犬業界において、シニアの子は子犬が好まれる傾向が強いので圧倒的不利です。

 

 

 

さらにドナさんはドッグトレーニングを受けられる人と書いたもんだから、


ハードルは上がるばかり。


 


 

ドッグトレーニングに関しては正直悩みました。

 

シニアで引き受け手が少ないのにさらにまた門戸を狭める!?と。

 

 

だけどドナさんの経緯を見ると安易なご応募は遠慮いただこうと思ったのです。

 


ドナさんは短期間で複数回トライアルへ出発し、その度に戻されています。


目の見えないドナさんにとって新しい場所へ行き、

見知らぬ人に声を掛けられることは


言葉は悪いけれども、私たちにとっての誘拐されている感覚に近いのではないかと思うのです。

 



ある日突然知らない人に知らない場所へ連れて行かれる。



今日からここがおうちだよと言われても 


一体ここはどこなのか?

周りにいるのは誰なのか?

安全な場所なのか?

この間覚えた部屋の形とまた違う?

この音は何の音?

この匂いは何の匂い?



目の見えないドナさんにとっては、より恐怖や不安が強かったと考えます。


慣れ始めるのに数日はかかるでしょう。


だけどその間に保健所に返されてしまい、またここはどこ?からスタートです。



ドナさんにそんな思いをもうさせたくないのです。


やっぱり辞めます、


やっぱり返します、


そんなやり取りは終わりにしよう。




無理矢理迎えて生活が破綻するくらいならばトライアルで返してくれた方が良い。


だけどあちこち移動させられる犬たちのストレスに対しても少し思いを巡らせて欲しい。



迎える前に犬と暮らすことが楽なことばかりではないことを知って下さいと言っても、やってみなければわからないこともある。



ではやってみてトラブルが起きた際どうするのかの対応策はあるのか?


ここに尽きます。






私たち家族とドナさんにとって、迎えてからの7日間は毎日が試行錯誤の日々でした。

 

 

その問題の大半が戻された要因の吠えとトイレ。


保健所に返して来た方の気持ちも分かります。

思っていた以上に大変だったんだと思います。


戻せる場所があってまだ良かったのかもしれません。

 



体験談で言うならば、最初の7日間を乗り切ってしまえばドナさんとの付き合いは相当easyになります。

 



7日間が肝です。





この7日間問題を素人でどうにかしようとするとお互いがパニックになり追い詰められ、ネガティブな印象をつけて悪化してしまうのではないか?


そう考えてドッグトレーニングを受けられる方と限定しました。


現にプロに相談できるだけで随分と気持ちに余裕が生まれたものです。





決して最初から楽に飼えます、という子ではありません。



けど、きちんと向き合えば向き合っただけ応えてくれる子だと思います。



この要求吠えがいつまで続くのかは分かりません。

(要求吠えと書くと終日吠え続けているような印象もあるかも知れませんが、現時点においては吠えるのはお留守番の時のみです。)



もしかしたら1ヶ月後には無くなるかも知れないし

あるいはずっとそういう暮らしだったのかも知れない。



その問題を


「そう言う時もあるよね、そんな気分の時もあるよね」


「ダックスちゃんだからお話も好きだよね」


「そんなに私のことが好きなのか!」


と大きな心で受け止めてくださる方…いらっしゃいませんか?

 



最初の7日間を乗り切ればドナさんとの暮らし、随分と変わります!




味変ができる暮らし、してみませんか?笑