先日保護した子猫の内2匹が旅立ちました。

 

1匹は夜ご飯を満腹に食べた後、突然に亡くなったそうです。

発見時すでに心肺停止状態。

急いで蘇生をしてくれましたが息を吹き返すことはありませんでした。

 

その翌々日に保護時から厳しいかと思っていた黒猫ちゃん。

頑張って生きてくれましたが、小さな灯は消えてしまいました。

よく見ると顎の変形があったそうです。

元々だったのか、落下した衝撃などでだったのかは分かりませんが、それが原因でうまくミルクが飲めなかった様子。

母猫の元でもうまく飲めず、だから小柄で低体温だったのかも知れません。

 

預かってくださっていた管理人さんから本当に申し訳ないと謝られましたが、

どうしたって救えないことってあるものです。

それはフィリーくんが教えてくれたことです。

 

メインでお世話をしてくださっていた管理人さんのお嬢さんが、子猫が亡くなってからずっと泣き続けたそうで、

そんな想いをさせてしまったことに申し訳なさを感じます。

 

保護活動をしていると、本当に良くも悪くも色んな想いを経験します。

 

生き残った2匹の子猫たちが幸せなご家族の元へ迎えられるように最大限努力することが、旅立った子猫・突然に別れた母猫へのせめてもの償いです。