10月21日、夕方。

頂上のこの場所。
ココには、宗祖さまが
亡くなられた後に継がれた、
六人のお弟子さまの
銅像が祭られていると言う。

今回、私は、この六人の
お弟子さまを見るために
ココへとやってきたのも
大きな理由である。
私たちが到着した時………
ココのお寺では、
夕方のお勤めが始まっていた。
私は、夕方のお勤めを見る為、
お寺のご宝前を見た。
いらした………………。
赤い袈裟に、
紫の衣をお召しになった
六人の仏像。
ただ、
ご宝前との距離があり過ぎて
お顔は全く見えない。
今は、お勤め中なので、
夕方のこのお勤めが終わるまで、
私は、ドキドキせずには
いられなかった…………
似てるかな?
あの中の、
どの仏像がご本人なのだろう??
私の感覚では、
彼は、よく左端にいた。
おそらく、
背が高いからであろう。
もうすぐ、お勤めが終わる。
もうすぐ、会える。
…………お勤めが終了した。
受付に行き、交渉する。
しかし……………
お寺さん
「このお寺の仏像は、
一般公開はしていないんですよ。
ご祈祷をお願いして頂ければ、
近くにご覧頂く事が出来ますが、
お顔が分かる所までは、
お見せする事が出来ません。」
ひなた
「私たち、この六人の
お弟子さまの仏像を見る為に
来たんですけれど……」
お寺さん
「申し訳ありませんが、
ロ~プウェイの最終運航時間が、
あと、
15分しかありませんので、
ちょっと、難しいかと………」
どうしよう…………
せっかく来たのに
ここまで来て
見る事が出来ないなんて………
だけど……………
この時のひなたは、
何故か必死だった………
ひなた
「お願いします!!!
二祖さま………
二祖さまだけでも、
見せて下さい!!!」
と、ロ~プウェイの時間
が迫る中、
必死に言い続けていた。
つづく