本山富士山修業に行く前、

ひなたさんから、
おしょう様のふるさとの実家家
行ってほしいと頼まれ、
母と二人、『こみなと』へ
行きました。


おしょう様の実家家で、
おしょう様について、
いろいろ見て回りましたが
おしょう様がここで生まれたと
印された場所には、

その気配がまるでなく… 
メインの場所を抜け、

工事現場をやや強引に、すり抜け、

人がいない道を無意識に歩き、

波側の岩場近くへ向かい、

ある古い建物に、目を奪われた…

ここだ…

ここで お産まれに 
なられたんだ…


その場所は、
おしょう様がここで
出生されたと言うには…

余りにも かけ離れた

豪華な置物、掛け軸だらけ

綺麗すぎる座敷部屋


そして
立ち入り禁止の看板が

至るところにある…


看板を見てみると、

幕末から明治時代にかけて、
権力を持った
お国のお偉いさんが

秘密りに

ほんの一部だけ残して
ぼぼ全部改築してしまい、
自分達の別荘に
作り替えてしまった…


残されたほんの一部は

立ち入り禁止の看板の
向こう側に


真実のものとして、

眠っているのだろうか…




私は、おそるおそる
おしょう様に聞いてみた。

「これが、現実だ。」と…
静かにささやかれて…

おしょう様は、それっきり
無言でした…


なんだかな…

悲しいのか、悔しいのか
訳が分からなかったよ…

今、考えても涙でてきそうだよ(;_;)



せめて、ふるさとの味のものでも
買っていこうと、

昔からある、こみなと名物の
くじら、ふのりを買いました。




         つづく