お寺の坊守さんから 新年に向けて星野富弘さんが
描いたカレンダーを頂いた。
最初の絵は「赤べこ」・・会津地方民芸品である。
その赤い色を見て ネクトンさんは4~5歳の頃を思い出した。
かあちゃんは いつも仏壇にあげる造花とかカリントウ菓子を
作って行商をしていた。
泣いて追いかけるネクトンさんに 母屋のバッパ(バーちゃん)は
「 お前を大きくするために働きさ行くんだ 待ってペなあ 」と。
ネクトンさんは そんな かーちゃんを見て 買ってもらって
間もない赤い三輪車を、トンカチを持ち出して壊した。
一日中 一生懸命壊し続けた やっと赤い三輪車が、二つになった。
かーちゃんが夕方、帰ってきた。
「かーちゃん これ、くず屋の金ちゃんに売って お金もらおう?」
かーちゃんは大声で笑った。母屋のバッパちゃんも来て
「よく その小さい体で壊したなあー そうか そうか よく
壊したなあー」とほめてくれた。
赤い三輪車の思い出 ** ネクトン **