他人の臓器移植は、他人を食べるよりも恐ろしい行為である。

他人の臓器は常に拒絶反応を起こしている。

他人の臓器は自己認識をしない。そのため免疫が働き他者を拒絶する。

これは明らかなことで、免疫機能を弱めるために薬品の投与が必然になり、それは一生涯続くのである。

無意識のレベルで他人同士が敵対している状態である。
免疫機能の働きは、他者の臓器は異物として判断される。
もっとも危険なウィルスとして認識されるため抗体機能が働く。
この免疫力は薬品によって抑えなければ、せっかくの移植臓器を破壊されてしまう。

そして他人の臓器も自己でない他者によって苦しめられ、拒絶反応を起こしているのである。

すなわち、子供の臓器を提供するということはそれだけ、脳死の為に臓器を抜き取られた子供は細胞の中では生きており、そして死ぬこと無く、苦しめられることになる。

機能は生きているから、他人はその機能によって生きることはできるが、しかし、それゆえに自己の他の臓器も損壊されていくのは事実である。


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