小中学生の子たちに人気のグループにハマって半年くらいたつ。

中学生の娘が、怖くて1人で観られない!とYouTubeのホラーゲーム実況を見せられたことがきっかけ。ゲームやホラーは結構好きだけど、YouTubeもゲーム実況もあんまり知らない世界だった。
すごくおもしろくて、この人何なの?と娘に聞いたけど、イマイチわからなくて。


顔出ししてなくて、イラストで活動している。

歌い手でもあるが、ゲーム実況者。

でもオリジナル曲も出してる。

YouTube動画投稿やツイキャスで放送してる。

ここまで聞いて、んんん??てなる私。
歌い手は、ボカロ曲を歌ってる人たち、というのは、知っていた。娘が好きだから。
顔出ししてなくてイラストで活動してるというくだりで、ない知識を振り絞って、声優さん?Vtuber?という私に、声優をやっているメンバーもいるけど、、、と言う娘。

なんだかわからんのよ(´・ω・`)

と自力で調べているうちに、はまりました。

インスタくらいしかやってなかった私が、YouTube登録したり、ツイキャスの放送聴いたり、Twitter登録、オプレクと次々と進出。



そして、CDを買い、グッズを買い、5月には娘とLIVEに行く。


まわりの人にはなにそれ?と言われる。

YouTuberというだけで偏見持ってたり、ゲーム実況も自分でゲームしたほうが楽しいじゃん、何が楽しいの?みたいな。


そうなんだよねー

わからないんだよねー

わからない、と知ろうともしないで切り捨てることは簡単。

でも実は、その先には思ってもみなかった楽しい世界が広がってたっていうね。


彼らのリスナーは小中学生などのほんとに若い子たちが多いせいか、楽曲は恋愛テーマだけでなく、青春や人生を応援するような感じのものも多い。


でもこれって実は、私たち大人にも響くものがあるな、と思う。

大人になると、頑張っていることが当たり前だし、むしろ頑張っているひとに頑張ってって言ったらいけない、みたいな風潮もあるけど、彼らは臆面なく頑張って!とか、頑張ろう!って言うのだ。

そういうのって素直に嬉しい。




いや!わかってるよ?

私みたいなおばちゃんに言ってるんじゃないってことくらいはさ。


でもね。

中学生の娘が好きな音楽を聴くと、わたしのなかのかつて中学生だった私がとても共感するし、涙するし、痛みも感じる。

まあ。

それと同時に大人の私が、そこに存在する清らかで美しいものに対する気まずさや着恥ずかしさのようなものも認識してしまうのだけれど。


好きな音を聴くと心がはねる。

それは今も昔も変わってない。


好きな音、音楽、メロディー、声、ことば。

そうしたものに心が動かされるって、本当に素敵だなって思う。