メガネコ食堂弐号店 -69ページ目

金田一少年の事件簿事件簿~その参~。

この物語は「週刊少年マガジン」の人気漫画「金田一少年の事件簿」にまつわる、僕が体験した事件をまとめたものである。


今回はまた別の事件の話です。


これは僕が大学生だった頃だろうか、当時から本の虫であった僕はちょうど推理小説、特に"館シリーズ"で有名な「綾辻行人」さんの小説にどっぷりとはまっていた頃だった。

その奇想天外なトリックで僕を唸らせていた同氏が影響を受け"館シリーズ"の探偵にあたる人物の名前にも影響を与えた、とある作家さんの有名な、

「〇〇殺人事件」という作品がとにかくすごい、と同氏の著書の"あとがき"に書いてあったので、探して購入→読書開始、となったわけです。


※語弊があったり誤解を与えてしまうといけないので作家名とタイトルは伏せさせて頂くことを御了承ください。


その作品は書かれたのが僕の生まれるよりずっと前であり著者のデビュー作であるらしく、言い回しや時代背景が少々古く慣れるまでに時間を要しましたが、主人公である探偵の性格が飄々として心地よく、事件の謎の難解さもディテールまで作り込まれていて、一気に読み進めてしまう魅力がありました。

クライマックスである「トリックの解明」と「犯人判明」の段になって、最初は小さく、しかし全て読み終わる頃にはもはや確信的に、ずっと僕は奇妙な違和感を覚えずにはいられなかった。


しばらくもやもやした後、僕はとある事実に突き当たる事になるのだった。




つづく。





ザ・マスミサイル9,10月のライブ



10/5吉祥寺SHUFFLE

10/12FM802 MINAMI WHEEL 2014

10/13姫路ベータ

10/19柏ThumbUp

10/25郡山#9















金田一少年の事件簿事件簿~その弐~。

この物語は「週刊少年マガジン」の人気漫画「金田一少年の事件簿」にまつわる、僕が体験した事件をまとめたものである。

昨日からの続きです。


Hくんと話していると、どうやら彼は「金田一少年の事件簿」が連載されているマガジンを購読している事がわかり、僕はそれを羨ましく思った。単行本派の僕より先の話を読めているからだ。

ん?待てよ、、Hくんは、僕の知らないストーリーを知っている。、、何か嫌な予感がしていた。

「今お前が読んでる事件は?」

と質問が飛ぶ。嘘は嫌いなので正直に答えた。

「〇〇殺人事件、、」

「あっあれね、犯人は☆☆だぞ」

やっぱり、、こいつミステリの禁じ手である「ネタバレ」をかましてきやがった。憎らしい程のドヤ顔で。

しかし僕はここで金田一ばりに熟考する。

いくら何でも推理漫画の最大の焦点である"犯人"をこれだけ楽しみに読んでいる友達の前でズバリ言っちゃうだろうか?いや言わないだろう。

そしてHくんの話を信用しなかった最大の理由が僕にはあった。

件の話「〇〇殺人事件」内において、犯人だと教えられた「☆☆」という人物は僕が読み進めていた途中の時点ですでに犯行は不可能なのだ。なぜなら、


『☆☆は犯人によってすでに殺害されてしまっている』からだ。

僕は平静を保ち、したり顔でこの話題をいなし、心の中でこう叫んだ。

お前の論理はすでに破綻している、これは動かせない事実だ「ジッチャンの名にかけて!」



数ヵ月後、、。僕は発売されたばかりの金田一少年の事件簿の最新刊で、"死んだはずの☆☆が涙ながらに犯行を自白するシーン"を白けながら読んでいた。

全くもってHくんの言っていた通りだった。そりゃそうだ、彼はすでに「〇〇殺人事件」の全貌をマガジン本誌で知っていたのだから。

これ以降僕はHくんと少し距離を置くようになってしまった。大人気ないが仕方なかった。


ほろ苦い思い出である。



第1部、完。

次回第2部につづく。




ザ・マスミサイル10月のライブ


10/5吉祥寺SHUFFLE

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10/13姫路ベータ

10/19柏ThumbUp

10/25郡山#9


























金田一少年の事件簿事件簿~その壱~。

この物語は「週刊少年マガジン」の人気漫画「金田一少年の事件簿」にまつわる、僕が体験した事件をまとめたものである。


現在でも様々なメディアに展開し、広い世代に指示されている


『金田一少年の事件簿』


「名探偵コナン」と並んで、推理漫画の人気を定着させた偉大な作品。であると僕は思っている。どちらも20年超の歴史を持つ長寿作でもありますね。

僕がこの作品に触れたのは中学生の時、兄が買ってきた単行本を読ませてもらった事に始まる。

当時絶大な人気を誇っていた「ジャンプ」は購入していたものの、「マガジン」にまで手が出せるほどお金はなかったので、単行本が出る度に、気になっていた事件の顛末や真犯人に驚かされるのを楽しみにしていたのだった。


そんな中学2年生のある日の出来事だ。漫画好きの同級生の「Hくん」と「金田一」について、話す機会があった。好きな漫画について語り合える事が心地よく、最初はとても楽しかったのだが、この後僕はとんでもない事件に巻き込まれてしまうのだった。




つづく。







ザ・マスミサイル10月のライブ


10/5吉祥寺SHUFFLE

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