旧家における恐怖の話~其の弐~。 | メガネコ食堂弐号店

旧家における恐怖の話~其の弐~。

昨日からの続きです。そんなつもりはなかったのですが少しだけ怖い話風になってしまっているのはご愛嬌ということで。


小学校に入りたての時分、幼馴染みのTくんの家に遊びに行った時の事である。

トイレに向かう廊下で背中に感じた視線。そして用を済ませてTくんの元へ戻ろうとトイレから廊下に繋がるドアを開けたその瞬間、その視線の持ち主とがっちり目を合わせる事となった。

白い顔に細くつり上がった目、口許にはうっすらと笑みが浮かぶ女の顔、、

「能面」だ。

歌舞伎や狂言などの『能』に用いられる仮面、平たく言えばお面である。

そんな能面の中の「小面(こおもて)」と呼ばれる、女性を象徴した面が当時小学生だった僕の斜め上前方から威圧するように睨み付けていた。

本来、たおやかさを表す優しさの象徴である面なのだが、どっからどう見ても怖い。小学生なら尚更だ。

なるべく面を見ないようにTくんのところへと戻ったが、何だか妙に怖くなったので、暗くなる前にとまさに逃げるように自宅へと帰ることにした。

家に帰ってからも、能面の異様な白さと不気味な視線が頭から離れず、怖くて震えていた。その日の夢にまで見てしまったくらい当時の僕には恐ろしかったのだろう。

それ以来、小面の面は少し苦手である。未だに見ても怖いですからね。

今でも田舎の旧家なんかにはこの小面と翁(おじいさんの面)が対になって飾ってある事があるのだが、いつまでたっても慣れないものである。

もしかしたら夜中にこっそり目が動いて、あなたの事を見ているのかもしれませんね、、。



そんな話。






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