『戦慄の松山』~第一夜~。 | メガネコ食堂弐号店

『戦慄の松山』~第一夜~。

始めに断っておきますが、今回は「怪談の類い」です。苦手な方は下のワンマンライブの日程だけ読んだら、後は飛ばしていただいて大丈夫です。


ザ・マスミサイルワンマンライブ

2/14(金)名古屋ellFITSALL
2/16(日)大阪LIVESQUARE 2ND LINE
2/20(木)代官山UNIT

ザ・マスミサイルオフィシャルHPにてチケットのメール予約ができますので宜しくお願い致します。



ここから本編です。



一週間ほど前になるだろうか、岡山でのライブを終えて翌日に松山へ移動、さらに翌日に控えたライブに備えて、それぞれが三々五々、オフ日を過ごしていた。


その夜の出来事である。


僕はと言えば、道後温泉にも行かず宿泊先のホテルの浴槽にお湯を張り、コンビニで購入した「封印された日本の離島」という怪しげな本を読みながら、入浴。旅の疲れを癒していた。

お湯を止めて風呂から上がりベッドの縁に座り何気なく正面を見ると、

誰かがいた。

のではなく、壁に据え付けられた大きな鏡に映った自分だった。それにしても大きな鏡だ。縦100㎝×横130㎝位だろうか。しばらくすると鏡の事はすっかり忘れ、胡散臭い本に没頭し始めた。

さらに一時間程経過、うとうとして来たのでアラームを設定し、本格的に寝入る事にした。

僕は体型があれなんで、イビキがうるさく(メンバー曰く、騒音に近いらしい)さらに睡眠時無呼吸症らしく、頻繁ではないが時折呼吸困難で起きる事がある。

この日は特にひどく夜中に何度も起きてしまい、気付けば外はうっすらと明るくなってきており、部屋の中はというと、付けっ放しのテレビから小さく通販番組の音が流れていた。

そしてもう一度眠りに就こうとしたその時、視界の端に何か動くものが見えた。夢うつつの状態だったので定かではないが、


鏡の中で何か白いものが揺れていた。


おそらくホテルのシーツだと思われる物体が"収納時のカーテンの形状(縦長のすまき状)"で左右に揺れ動いていたのだ。





つづく。