相似 ~続・コテツ編~
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もし〝運命〟などというものが存在するとして
haru☆は多分 生涯に1度だけ
それが「自分に巡ってきた」と実感できた瞬間がある
小学生のころ
何故か突然 猛烈に好きになった〝異性の名前〟があり
「将来もし自分に男の子が授かるようなことがあったら
絶対に この名前をつけよう」
と勝手に決心する
その名前は自分に何の縁もなく
もちろん周囲に同じ名前の人は居なかったし
メディアで見かけたこともなかった気がするけど
そのまま決心は揺るがず
19歳の春を迎えたある日
出会ってしまった
haru☆が心に決めた名前を持つ彼と
例えば彼の名前が その心焦がれたものとは違ってたとしても
彼は非常に魅力的な人柄で 顔だちで 声で
その上 その名前だったもんだから
haru☆はすぐさま虜になってしまう
で 暫く後にその恋は成就
全身全霊で精力を注ぎこみ
若気の至りで〝彼との将来〟を思い浮かべたりして
幸せを噛み締めるわけだけど・・・
そう長くは続かず
離別
今でも思う
あんな気持ちはもう2度と抱けない・・・
あまりに大きな思い出に
将来の子どもへの決心は潰えた
それが
haru☆にとっては最初で最後の〝運命の実感〟
さて その後
就職して間もない頃
一目惚れして買ったぬいぐるみがある
OLIVIA(オリビア)という名の豚で 絵本のキャラクター
まさかコレと酷似した生き物と
生涯を共にすることになろうとは
夢にも思わなかった
ちなみにこの豚
名前から分かるように女の子なんだけど
ウチでは完全に男の子扱いであることは言うまでもない
