職に関する向き不向き
日曜日の午後にコテツとレンタル屋へ行った
前に新装開店でレジが大行列に見舞われた あの店
店に着くとコテツが突然
「haru☆がオモシロイって言ってた『BLEACH』が
読みたい!」
と言い出し
それは『銀魂』 の間違いだと諭したけど
とりあえず漫画コーナーに行って『BLEACH』 の内容を確認
「要するにずっと敵と闘い続けるわけね」
と手にした本を棚に戻す
お気に召さなかったようだ
その後
漫画コーナーの隅に場所を移して 一緒に本を物色していると
どこからか気迫のこもった掛け声が聞こえた気がした
コテツとゆっくり目を合わせ
「・・・今 何か聞こえなかった・・・?」とコテツ
「軍隊じゃない?」とharu☆
あまり気にせずにしていると
また
今度はハッキリと繰り返し聞こえてくる
「いらっしゃいませ!」
「申し訳ございません!」
「有難うございました!」
「またのお越しをお待ちしております!」
haru☆達がいたところはフロアの端の隅
その並びにあるもう一方の隅に
ガラス窓付きの扉があり
どうやらその中の人が挨拶の練習をしている様子
防音効果のありそうな扉を閉めてはいるが
確かに掛け声が漏れている
中の人と目が合わないようにコテツを盾にチラチラ見ていると
「宜しくお願いします!」の掛け声を最後に扉が開き
中からフレッシュボーイ&ガール達が
「いらっしゃいませ!」と言いながら次々に出てきた
何人も
何人も
せいぜい2~3人かと思って見てたら
10人近くがポンポン飛び出してきて
可笑しいったらない![]()
ところで最近 転職について少し悩んでいるコテツ
目の前の一部始終を見届けた後
「俺、レンタル屋の店員にもなれないのか・・・」
〝軍人〟と〝レンタル屋の店員〟への道を諦めていた
