【po5】福は内
え~、観察日記プレオープン早々、一週間ばかりお休みしてしまいましたが...
去る3月11日、あの歴史的大津波でたくさんの悲しみが生まれた日から一年
それとは全く別のところで
haru☆の祖母が95年の生涯に幕を閉じました
両親共働きの家庭で育ったharu☆は おばあちゃん子でした
祖母との思い出はたくさんありますが
まだ小さかった頃 ふとしたいたずらで祖母を随分と驚かせたことがあります
その日 祖母と2人きりで家にいたharu☆は
祖母がベランダで洗濯物を干している間に こたつの中に身を潜めました
用を済ませた祖母が 静まり返った部屋に入ってきて
こたつの前を通りかかるのを確認したharu☆は
ここぞとばかりにこたつの外へガバッと腕を伸ばし
祖母の足首を思い切りつかんだのです
「ひやっ! ビックリした!! 寿命縮むわ も~ξ」
心底驚いた祖母の声に ニヤリとするharu☆
けれども続けて「2度とやらないでね」と念を押されてしまいました
祖母にしてみれば ひと気がなくなった部屋で 突然何かに体の一部を掴まれ
早くも霊界からお呼びが掛かったかと さぞや肝を冷やしたことでしょう
haru☆は幼心に反省したものです
あの時あんなことしなければ
祖母は100歳まで生きていたかも知れません
なんて...
さて 祖母は晩年を施設で過ごしたのですが
そこでの〝遊び〟のひとつに習字がありました
墨汁を含ませた筆で半紙に文字を書くアレです
出棺の際 遺愛品として一連の習字作品も棺に納めることになり
事前に母から「欲しいものがあったらもらっていいよ」と言われたので
haru☆は1枚だけもらうことにしました
それが『福は内
』
決して文字がうまく書けるほうではありませんでしたし
少々認知症だったため どこまで意識的に書いたかは分かりませんが
こうして改めて見ると
祖母が残してくれたかけがえのない言葉のように思えてきます
祖母をゆっくりと見送ることができたharu☆は幸せ者
〝3月11日〟が一層忘れられない日になりました
この世をまっとうした祖母との繋がりをこれからも感じながら
『福は内』の言葉通りたくさん福を招き入れ 多くの絆を大切に生きてゆかねば
