今日9月9日は世界中が固唾を飲んで北朝鮮の動向に注目。不測の事態が起こらない事を祈るばかり。
先日の核実験の前に唯一ロシアだけは近隣の自国民に避難勧告を密かに出していたことから、ロシアは事前に情報を知っていた、両国は頻繁に情報共有していることは確定的と思われる
ロシアは言ったら何を狙っているのか考えてみたが、結局のところスマートパワーとしての北朝鮮を狙っていると思う。
スマートパワーとは、自分が軍視力を世界に展開するのではなく、同盟国という子分に軍事力を持たせ、子分自身の自衛と親分に何かあったら一緒に戦う事を約束させる戦略。
コストを掛けずに軍事力を維持できる。だからスマートパワー。
ここ数年で狙っていたのは、結局、北朝鮮に軍事力を持たせる事。そして、それはまんまと完成しつつある。
アメリカ攻撃出来る、危ない子分の北朝鮮を子分にしておければ、ロシアの国際社会での覇権はずっと高まる。
何より、アジア地域でのロシアの威厳の拡大が、かなり大きな効果をもたらす。
そこから考えられる今後のシナリオは、親分子分関係の宣言、つまりロシアが平和のなの元に事態の仲介に乗り出すはず。(アメリカがブチギれしなければ)
コストもかけず、避難も受けず、合法的にアジアにおける対アメリカへの軍事力を手にする事ができる。
北朝鮮が、見返りに得るものは、ロシアが後ろ楯での政治権力の安定と経済支援。
いまや、アメリカとロシア、中国が北朝鮮をお題に、覇権争いをしている構図。
世界は武力の戦争だけでなく、外交と頭脳をぶきにした、スマートパワーの陣取り合戦という覇権争いを、日夜続けている。