古家の解体

 

 

  市の無料耐震診断

 

築〇十年の家は、十数年前に一階をリフォームし、数年前に庭木を全て抜いて擁壁を作り直し、昨年早々には屋根の吹き替えをしました。まさかその年に解体を決意するなんて思いませんでしたから…滝汗

 

くぅー! 一年前に戻りたい!

屋根吹き替え代200万、カムバーック!

陽に輝く真新しい屋根が目に眩しすぎっ!えーん

 

市の無料耐震診断は、だいぶん前のものですが、評価は0.9でした。

(評価0.7~1.0未満 やや危険です)

その後、東日本大震災のせいか、基礎部分にひび割れが複数出て、耐震補強とリフォームを考えていたところでした。

 

 

 

  市の補助金

 

そんな家ですから、市の「住宅除去補助事業に関する補助金」の対象になるだろうと申請しました。

補助金の金額は20万円

市内の業者限定で複数社から見積書をとり、市に申請書を提出し、審査を待ち、業者と契約し、着手届けを出し(その後がまた長い)──いったい何度市役所に通わねばならないのか。

 

余談ですが、市庁舎の地下駐車場は有料で、市役所利用者は一時間無料になります。

その無料手続きのことを「減免処理」と…

減免? 減免!? 駐車場代は税金なのか?w

私は減免という言葉を刑や税金以外で耳にしたことがないので、利用する度に違和感が…笑ううさぎ

 

 

 

 

  解体

 

補助金の関係から市内の業者の合い見積もりが必須で、2社にお願いしたのですが、それぞれ200万と220万でした。どちらもアスベスト処理込みです。

ヘーベルハウスの見積りが380万でしたから、この時は

おし! ここで180万削れた

と思っていたのですが──そうじゃなかったのがわかるのは少し後……

 

まずは電気を切断し(危険だそうです)、足場を組み、囲い、あとはせっせと解体です。

毎日毎日、職人さんが数人がかりで手動で切断し壊し運び出していきました。

 

 

 

うわっ、階段を壊したら、最上段の壁一面にヤモリの卵がびっしり……

 注意!↓にヤモリの卵の写真があります。見たくない方は進まないで!!


 閲覧注意⚠️

 ヤモリの卵の殻の写真

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途中で重機が入ってからは、あっという間に家が廃材になっていきました。

 

 

そして終わった~~~と思ったのですが

 

 

解体とは家を壊せば終わりと思っていました。

しかし、ヘーベルハウスの言う解体とは、その後、家を建てる高さ-60㎝(だったかな?)まで土を鋤き取って、その土を処分するところまでが解体らしいです。

ここらへんはもう、どちらかというと着工準備ですな。

 

そういう訳で、「残土鋤取り撤去処分代+簡易土留め設置費」で追加費用の71万がかかりました。

 

 

必要な作業はやらなくてはならないのは当然のことです。

しかし、施主は素人ですから、建物解体撤去の後に具体的にここまでやれというものが明確にあるなら、最初からそう言って欲しかったです。後から寝耳に水だったもので、普段は温厚な相方がこの時ばかりは担当さんに苦情を言っていました。


それは別として、現地での解体業者との打ち合わせの時も、解体完了前の時も、完了後も、営業担当さんと設計担当さんが揃って現地を確認に来ていました。その後にこちらで工作物を作ったのですが、それも確認に来ていました。

単に仕事で必要だからやっていることでしょうが、先月の雪が降り車も出せないあんな時に、雪の積もる傘をさしながらわざわざ現地を確認して歩く姿を見て、大袈裟なようですが旭化成ホームズという会社の堅実な姿勢をかいま見たような気がしました


ちなみに私の居住地域は滅多に雪が降りません。たまに積雪数センチとなると交通機関は大混乱です汗うさぎ


 


話がそれました。

最終的に解体費用は271万円(税込)でしたニコニコ

 

 

着工までまだ少しあるので、雑草予防にと除草剤を撒いていたら笑われました汗うさぎ

言われてみれば確かに、くい打ちや基礎でどうせ土を掘り返すのでしょうから、いらなかったw

いつも庭の草ぼうぼうに悩まされてきたので、綺麗になったのを見て、ついww