レスコハウスの3回目です。

 

 

素晴らしい住宅だったので、かなり真剣に検討していたのですが、そうこうしているうちに間取りや各種見積りが次々と出揃ってきました。

 

先にも書いた通り、仕事が早くて信頼できる担当さんだったし、高齢者にとって災害レス住宅は最高に魅力的だったし、なのに何故、レスコハウスさんを断念したのか……



  理由その1


それは、予算!!

 

 レスコハウスのコンクリート住宅は、住居部分や屋根などが、コンクリートを固めた箱型の状態あるいは組み立てられた状態で運ばれてきます。

 

問題はうちの家の前の道路が二項道路で、電柱も多く、道路上に架線が数多くわたっていること。

道路側からみて、手前には構造物が運搬できても、奥側には長いものが届かない!

 

それで玄関の位置を変えることになり、さらに、エレベーターを入れるために大幅な変更を余儀なくされたり……

 

その結果、規定のセレクトプランではなく、単価高めのフリープランになってしまいました。びっくりガーン

 

 

また、コンクリート住宅はどうしても重量があるため、地盤改良工事に想定以上の費用がかかるとのこと。

 

 ううーーーん、これはもしかしたら他社より高額な建物になったのでは……ガーン

 

もう半分はここで建てる気になっていたので、無念でした。

まあ、良い物は高いとしたもんだよねえーんえーんえーん

 

 

 

 

 

  理由その2

 

そしてもう一つ、気になることがありました。

断熱材のアクアフォーム(発砲ウレタン)について。

 

 発砲ウレタンの主成分であるイソシアネートは有害なもので、EUなどではごく一部を除いて使用禁止となったようです。


製造元の日本アクアは、


原料のイソシアネートは有毒でも、加工したアクアフォームは硬化した発砲ウレタンで全く別のもの


と説明しています。

念のため、日本アクアの説明動画へのリンクを貼っておきます↓

 

【イソシアネートって安全なの?】 現場発泡ウレタン原料のイソシアネートの有害性に関する動画を配信

 

 

発砲ウレタンは日本では現在も身近で多く使われているもので、もちろん有害とも禁止ともいわれていません。


しかし、これはあくまでも個人的な考えですが、


もし日本でも将来、禁止になったら


 

今回の建て替えによる解体費用に、アスベストの処理代が乗っかるように、将来、改築や補強時にその処理代が乗っかったら。

また、ずいぶん剝がしにくい素材と聞いているので、改築時とかにさらに費用がかかったら。

 

担当さんに質問して、現在、何の問題がない断熱材であることを説明を受けましたが・・・

 

それでも、何千万もの大金をかけて人生最後の家を建てるのだから、他の選択肢があるなら、そちらも検討したい!