

グレイスは二度、息子のチャッピーと卒業し戻ってきた子。
もう二度とグレイスを人間の都合で振り回したくない。
実は、何度かグレイスを候補に考えてくださった里親希望者さんはいましたが、
経緯をお話すると「考えます。。」となったことも。
そんな中、グレイスの里親様がご来店くださいました

面談をさせていただく中で、スタッフは厳しいことを口にしなければならないときもあります。
トライアルを設けておりますが、トライアルだからという軽い気持ちではなくて真剣に
考えてくださってますでしょうか。
施設に戻ることは猫にとってとてつもなく大きなストレスがかかってきます。
今は施設という特別な環境にいるので、短時間の観察のみではやはりどういう猫ちゃんかは
わからない部分は大きいと思います。
病気や問題行動など、いろいろ大変なことがおこる可能性があります。それでも大丈夫ですか。
里親様は「大丈夫です。グレイスを施設に戻すなんてかわいそうなことしません。
もちろん責任持って大切に育てます」とおっしゃってくださいました。
これで本当に最後のさよなら

グレイス、やっと幸せつかんだね


※卒業時のグレイスはバタバタ動いて何枚撮ってもピントが合わず・・・

何があってもその子の生涯に責任を持つ覚悟で迎え入れられない人は、
猫を飼う資格はありません。
「施設から引き取ったから最悪の場合、どうしようもない場合は
施設に戻せばいいや」という考えではなく、家族に迎え入れるというのは
どういうことかを本当に真剣に考えていただければと思います。



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