木質ペレットという物があります。
もともとはペレットストーブの燃料でした。
もともとと言いますか、今でもです。
ペレットストーブは1970代のオイルショックの時や、東日本大震災の後などに再注目されるものの、なかなか普及はしませんでした。
エコな暖房としてはとても良いのだとは思いますが、暖炉と似ていて、実際に火を使うので、都市部では特に普及しずらいのかもしれません。
やっぱりボタンひとつでON/OFFができる機械のほうが便利ではありますね。
ペレットストーブにに入れて燃やす燃料が木質ペレットです。
木質ペレットの原料は木です。木を粉々にしたものを圧力を加えて固めてできあがります。
おしっこをした部分がグズグズになって崩れるという性質を上手く利用したら、システム猫トイレにはピッタリなのでした。
見た目がそっくりな崩れないタイプの猫砂が主流ですが、それとは異なりますのでご注意下さい。
木質ペレットはスノコタイプのシステムトイレで使います。グズグズになって崩れたペレットは猫が砂をかいたり、人がスコップでかいてスノコの下に落とします。落とした粉々のペレットはトレーに敷いてあるペットシーツと一緒に捨てます。
うんちは他の砂同様、スコップですくうか、ビニールなどでまるっと取って捨てることになりますが、少数の猫で、お家の排水に問題がなければ、トイレに流しても大丈夫です。古い建物や、集合住宅で、万が一の時に他の住人の方にもご迷惑がかかってしまいそうでしたら、流さないほうが賢明です。
余談ですが、固まるタイプの猫砂で、トイレに流してもOKと書いてあるものも、詰まったという事件を何件か聞いたので、あまりオススメではありません...
システムトイレのいちばんの臭いの元は、スノコの裏面のおしっこの残りです。崩れないペレットの場合は、スノコの裏面におしっこが表面張力で残っていることがあり、これが何日もすると強い臭いを放ちます。
ところが木質ペレットの場合は、おしっこがペレットと共に粉々になって下のトレーのペットシーツの上に落ちるので、スノコの裏面に残ることがありません。
ちょっとした差なのですが、全然違うのです。
お店にいらしたお客様に「全然臭くないですね!」と驚かれることがよくあります。
実は、猫砂が木質ペレット、ただそれだけなのです。
猫トイレは臭いものと諦めている方がいらっしゃいましたら、ぜひお試し下さい☆
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岐阜県産の間伐材のみで製造された木質ペレットです。地産地消でとってもエコですね。7mmの大粒ペレットで、飛び散りにくく、掃除が簡単です。本当にオススメです。
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