先日22年来の友達と久しぶりのランチ。

ランチの後ぶらぶらとショッピング。
昔と変わらない的確かつ、率直な、決して甘くないアドバイスの応酬。

お互い服の趣味は昔とあまり変わらない。お互い、これと思うものを手にとる度、
「そういうのもう持ってんじゃないの?」
「ほんと好きだねボーダー」
「似合いすぎて目新しくない」
と遠慮なく意見を言う。

好きな服のテイストが変わらない故に、たまにふと、『この格好はいつまでゆるされるのか?いや、もはや痛々しかったりして…』と自信がなくなる、
そういう時でも、甘くない女友達と買い物に行くのは、刺激でもあり確認作業の意味でも必要なことだったりする。

私のまわりの年上女性達はみんな人前に出る仕事をしてるせいか、40代、50代にしては容姿や美容にとても敏感でうるさい。実際彼女達はとても若々しく綺麗でお洒落だ。
新しいコスメ、美容法、アンチエイジングサプリメント、美容整形に至るまで彼女達はとても貪欲。「お金がない」と言いながら、無頓着な私には信じられない金額をかけて若さを、美しさを保とうとする。
去年まではほっといても「まだ30代」の免罪符を与えられていた私も、ついに40代に突入し、これからは今までと同じと言う訳にはいかないなと思い始めた。
この先、確実に老いていく心と体にどう向き合っていくか。
それを綴って行こうと思う。