先週、6年生の水泳記録会がありました。
うちの学校では6年生だけの記録会で、
1人につき2種目エントリーし、最後まで泳ぎ切るというもの。
長男はスイミングスクールに通っておらず、
学校の水泳授業と、たまにパパと近所のプールで泳ぎに行くことだけでしか泳ぎの練習をしていなかったので、
25M泳ぎ切る事なんてできるの?!と思っていました。
しかも、長男がエントリーしたのが、25M自由形と、25M背泳ぎ。
クロールも怪しいのに背泳ぎなんてできんの?と聞いたら、
まさかの「今までやったことない」とのこと
ちょっと・・・大丈夫なの?!
と、かなり親としては心配でした。
案の定、水泳記録会の朝、久しぶりに
「行きたくない。水泳記録会やりたくない」
とぐずり始めました。
文章にするのが難しいのですが、不登校時代のぐずり方に近い、かなり本格的な拒否モードでした。
当時の私だったらそういう時は迷わず休ませていたのですが、
「小学校水泳授業の集大成」という水泳記録会。
ここで休ませてしまうのは、本人にとって良くない。
何が何でも行かせるべき、と判断しました。
「今日は絶対行った方がいい。今日休んだら、きっと後悔しか残らないと思うよ」
と声をかけて、玄関に放置しました。
(↑本当はもっとキツイ言い方です)
しばらくすると
行ってきます・・・
と消え入るような声で出かけて行った長男。
偉いぞ!
水泳記録会は保護者も参観できるので、私も見に行きました。
(本当は見に行く予定はなかったのですが、朝のこのやり取りがあったので・・・)
長男、クロールも背泳ぎも、25M泳ぎ切りました
クロールは一度も足をつかずに。
背泳ぎは、2回ほど途中で足をついてましたが、意外にも泳げていました
プールから上がり、プールサイドで私の横を通り過ぎる時、ピースサインを送る長男。
ほらね、やっぱり今日は行ってよかったでしょ?
と思うと同時に、なんだか色々な想いがこみ上げてきました。
6年間、学校の授業とパパとプールへ行くだけで、ここまで泳げるようになった長男。
「行きたくない」と駄々をこねていたけど、最後はちゃんと学校に行くと決めた長男。
そして最後まで、泳ぎ切った長男。
昔長男が登校渋りで大変だった時の私は、こんな長男の姿を想像できなかった。
本当に・・・よく頑張ってきたなぁと思います。
そして一昨日は、今年度最後の水泳授業がありました。
6年生にとっては、学校のプールで泳ぐのはこれが最後になります。
最後のプール授業は、思いっきり水遊びだったそうです。
宝探しをしたり、水中鬼ごっこをしたり。
とっても楽しかったそうです
これから、長男たちが行う行事には、「小学校生活最後の」という言葉がつくものばかりです。
一つ一つ心に刻みながら、大切にしていってほしいなぁと思います。