子育てでよく言われる言葉。
「自分の子を、他の子(きょうだい)と比べない事」
子育て論の鉄板中の鉄板。
もはや常識的に言われるこの言葉ですけど・・・
これって親にとっては精神的な苦行というか。
だってさ、比べないようにしましょう!なんていうけど、
比べてしまう場面はそこら中にあるわけです。
例えば、、学級通信。
新しい担任の先生は、とにかく熱意のある先生で、
週に2~3枚のペースで学級通信がでるんです。
(この先生は学級通信の多さで有名)
内容は主に、子供たちの声や作品。
授業中に提出した感想文や作品等を、
ほぼ全員分紹介しています・・・。
初回はうちの子が書いた文章は掲載されていませんでしたが
(それが気になって夢にも出てきた💦)
それ以降、何回も同じような学級通信でうちの子が書いた文章や作品ものせてもらっているので、
おそらく先生のミスで他意はなかったと今は思っています。
それはいいんですが・・・
毎回毎回、子供たちの作品を全員分紹介されるとですね・・・・
明らかにうちの子のレベルが低いことが否応なくわかってしまうわけですよ・・・
もちろん、長男にとってはこういった課題にちゃんと取り組み、
きちんと提出しているだけですごいこと。
最初の頃は「ちゃんと提出してる~~~」と感動したものですが・・・。
こう毎回毎回、作品やら作文やら全員分紹介されるとですね・・・
いや、わかってます。
わかってますよ、やってるだけ偉いって。
でもね・・・
どうしても、文章の稚拙さ、字の汚さ等が気になってきてしまう・・・。
もちろん、長男のほかにも同じような感じの子もいるので、
うちだけが突出して出来が悪いとは思わないのですけどね。
今までは、こんなにも毎回、子供たちの作品を紹介される機会はなかったし、
学校でやったものを持ち帰ったときに、
「これ学校で作ったの?!すごい~ 素敵に仕上がっているじゃない?!」
と、心から褒めてあげることができました。
でも、他の子の作品と一緒に紹介されると、どうしても他の子のものも目に入ってくるわけで。
比べちゃいけないことはわかりますが、並べられたらどうしても・・・見えてきてしまうものがある。
なので最近、頻繁に発行される学級通信がちょっぴり憂鬱になってしまいました・・・。
でも、そんな中昨日長男がぽろっと言ったのです。
「俺さ、今学校で新聞作り頑張っているんだよね~」
と。
先日社会科見学で、国会議事堂を見てきたのですが、
その時の新聞作りをするのは、社会科見学のあとの恒例課題。
4年生の時は家で一緒に作り、5年生の時はたぶんやっていない(←長男だけやらなかったパターン)。
調べたり、文章を書いたり、絵をかいたりと、
新聞作りは長男にとって、「最も苦手とする課題」の一つ。
それでも「頑張ってやっている」と自分で言うくらいだから、きっと苦手だと思いながらも取り組んでいるんだろうな、と思う。
そうだよね・・・
他人と比べるんじゃなくて、過去の長男自身と比べてあげたら、
ものすごい成長してる。
苦手なことに、ちゃんと取り組んでやっているんだから、
やっぱり100点満点だった
どんな新聞が出来あがるか、楽しみです。