昨日、長男が「社会のノートがもうないから新しいの買っておいて」と言ってきました。
えええ?!
社会のノートがもうない?
すごいじゃん!!!
ノートがもうないってことは、ちゃんと授業中に板書して、ノート使っているってことだよね?
うわ~~~~
新しいノート買ってきてなんて言われるの・・・何年振りだろう?
2年生くらいまではそういう事あったけど、
3年生からここまで、学校でノートを使い切る事なんてほとんどなかった
学年初めに学校で配られるノート、ほとんど1年使わずに終わり、
家で自習用ノートとして使ってきたのですが・・・。
そんな長男が、「社会のノートがもうない」だなんて・・・
こんな「当たり前」のことですが、できなかったことができるようになる時、
ものすご~~~く感動します
3年生の時学校に通うのが難しくなって、でも頑張って1時間でも学校に行って。
4年生の時は普通に通うようになって。
5年生の時は場面緘黙も徐々に良くなって、ノートも少しづつ取るようになって、苦手な授業も逃げずに取り組めるようになって。
普通のことができるようになっただけなんですけど、
一歩一歩階段を登る長男が、本当にすごいな、えらいなって思います。
赤ちゃんの頃から本当に育てにくさを感じる長男でした。
身体や発語の発達に目立った遅れがなかったから、乳幼児健診で指摘されることもなくて、
でも「育てにくさを感じるんです」と訴えても、「みんなそうですよ~」で済まされて。
じゃあなんで私、こんなに大変なんだろう?
なんでみんな、子供から目を話して優雅におしゃべりなんてできるんだろう?
幼稚園の時はずっとこんな風に思っていました。
発達相談でも、はっきりとした診断はつかなかったし、「傾向がある」と言われただけ。
就学相談で「通級が望ましい」と言われた時も、正直「ああ、よかった」と思ったくらいです。
小学校に入ってからは、できないことだらけで。
字は書けない、お箸は持てない、指示が通らない。
私も辛かったけど、本人が一番苦しかったに違いない。
でも、少しづつ「できないこと」をできるようにしてきた長男。
本当に、
すごいな
頑張ってきたな
って思います。
こういう「できないこと」が「できるようになる」過程を見せてくれる。
長男を育ててきて、よかったな、うれしいなと思う瞬間です。