5年生の始業式。
今年から次男も一年生になりました。
うちの小学校では、2~6年生の始業式を行い、そのあとすぐに1年生の入学式を行います。
そのため、長男は始業式が終わったら友達の家で預かってもらうことにしました。
コロナ禍前は、新一年生の兄姉も入学式に参加できたみたいなんですが・・・残念。
新しいクラスメイト、新しい担任の先生が誰なのか、そっちも気になりましたが、
とにかくその日の主役は次男。
体育館の会場に入って始まるのを待っていると、新しく長男のクラスの担任になった先生が、
「今度長男君のクラスの担任になりました。よろしくお願いします」と声をかけてきてくださいました。
その先生も、隣のクラスの学年主任の先生も、生徒保護者からとっても評判の良い先生。
ほんと、長男は先生に恵まれているな~と実感しました。
新しい担任の先生は若いのですが、びしっとしていて、でも雰囲気がふんわりしているので、
怖すぎず、優しすぎず、バランスがいい先生です。
面談でも色々と相談して、4年生の時までは学校に来るだけで良しとしていたけど、
5年生になったら少しづつ、できることを増やせるように背中を押す感じで指導してくださることにしました。
クラスは、一番仲の良かった子とは離れたのですが、実はこの子とはだんだん合わなくなってきていて、
4年生の後半は長男も付き合い方を悩んでいたことがあったので、離れて正解でした。
一方で、その子と離れたので、特別に仲の良い子がいなくなったことが心配でしたが、
以前のようにいき渋りも見せず、毎日学校に通いました。
その一番の理由として、次男が1年生になったことが大きかったと思います。
朝も次男をちゃんと学校に連れて行かなくては!という使命感で、
「ほら、早くいくよ!」といって出かけるようになりました。
1年生はしばらくの間、校長先生が付き添って集団登校をしてくれるのですが、
長男も1年生の列に交じって一緒に登校。
私からみると、一緒に連れて行ってもらっている感覚ですが、
本人からすると、自分が連れて行ってあげている感覚なんでしょう
校長先生も、「責任感がうまれたことで、登校する意欲が出ているんでしょうね」
とおっしゃって、1年生の集団登校に特別に加えていただきました。
集団登校が終わった後も、弟と一緒に学校に行くことで、
以前のような行き渋りがなくなり、本当にスムーズなスタートを切ることができました。
新しいクラスでも、今まで顔見知り程度だったクラスメイトと次々と仲良くなり、
今日は〇〇くんと、今日は××君と遊ぶ~といって児童館や公園によく行くようになりました。
5年生になってようやく、学校の話をよくしてくれるようになりました。
場面緘黙も、少しづつ改善されているようです。
まだ、大勢の前で声を出して発表する、なんて到底無理なようですが、
少なくとも声を出して話す友達が増えたこと、担任の先生とは話していること、
グループワークに参加していること等、4年生の時に比べたら、学校で話す場面がずっと増えています。
学校生活では、まだまだ課題がたくさんありますが(宿題など提出物をださない、連絡帳を写してこない等)
とにかく学校に行ってくれること、友達がたくさんできたことが、5年生になって一番大きな成長だと思います。