はい、書くのを忘れてた訳ではありませんよ?
まぁ15年半くらい生き抜いたうちの黒兎が、ついに虹の橋を渡ったり
仕事が忙しかったりと色々ありましたが
6月ギリギリ前に陰陽師0の感想を書こうかと。
映画鑑賞前に貰った特典。岡野玲子さんの陰陽師好きだからめっちゃ嬉しい!
CMでのイメージは、術がすごいカッコいい!王道な和風ファンタジー系?
2001年の映画陰陽師と続編が結構好きだったし、若かりし頃の晴明がどんな感じなのか?
割とわくわくしながら観に行きました。
はい、この文からファンタジーな感じはだいぶなくなりましたね?
陰陽師は星詠みや占術を扱うも、とくに晴明なんかはしっかりと医術的な見解で事件を調べたり
呪とは言っても、人の思い込みや暗示など現代でも十分ありそうな考えの元にあって
妖怪の事件なんてのは、本当に一握りであってだいたいは人間の思い違いに近いと言った考え。
陰陽寮の先生方の面子が濃い。
2001年のような感じで、葉っぱでカエル爆殺もあったけど
あっちの方は鬼とか霊とか普通に出るから、だいぶ違う感じだねぇ
晴明を陥れようとしたかった人が、黒幕の手駒にされて割とさくっと死んじゃってカワイソ。
というか寮の人、みんな功を焦ってたから精神世界に引きずり込まれてめっちゃ死んじゃったけど。
呪の舞の面が、何回見ても千と千尋に出た春日様に見えた。
舞も中国の術、禹歩などの動きが入っていたり途切れ途切れだけどとても面白い。
精神世界での戦いでようやく術っぽいのが色々出て来た。
まぁ精神世界だから、ちゃんとした想像力とかがあればなんでもできるっていうね。
想いが強ければ現実から逃げ出す龍にも慣れるし、敵を焼き焦がす怨嗟に呑まれた炎龍にもなれる。
最終的に晴明は見える人で、ついでに精神世界での一幕で
術についての扱い方を覚えて、術を祈りや思い込みによるまやかしに似たものでなく
ファンタジーな術を、現実世界にも持って来ちゃった流石の天才ぶり。
CMとか2001年のみたいな術合戦をイメージすると、なんか物足りなく感じそうかな?
いや物足りないというか、見たかったのは陰陽師が術でバーン!みたいな
ファンタジーな戦闘で激しい魔法合戦とかだと、話が長くてダレそうだね。
心理描写とかふわっとしたラブコメと、術の解説とが多いから(まぁふわっとしたラブコメも話には重要なんだけど
k人的にはそういった目線から入ってる感じか〜って感じで、ちょっと新鮮でした。
でも思ってたんと違う...ってなる人は多いかもなってのは思った。
ちょっと変わった視点からの新しい陰陽師、って感じもokな人なら好きかな?
変な家は、文庫本版をちゃんと読み終えてから書きますね〜