透明人間に変身してしまう | 恋は二度目のアネモネ


甘い甘い甘い台詞を何度も反芻して、
胸の奥がくすぐったい。
わたしの倦怠を盗み見したのかと思うほど、
鮮やかな逆転劇なのです。
だからわたしは
またもや内側からはりつめて
透きとおってしまいそう。
きみも実感したはずだよ。
もうただではいられないはずだ。
幸福じゃないとは、言いきれないレベルで。


今日は読書日和で、
何冊も読んだけどやっぱりこれだ。

{6023D37A-5D9B-4B7A-B050-D8F6BCCEACC1}





ラストシーンがとても素晴らしかった。
個人は社会とつながっているけど、
やっぱりわたしはどこまでも個人でしかなく、
この世で起こるあらゆる出来事も、
個人的に悲しんだり喜んだりすることしかできない。
でも、卑怯に思えるそれだって、それでよいのだと思う。
何より、
物事を思う行為の中に、愛が存在することが大切なのだとわたしは思った。
わたしは多様性を愛したいし、
わたしと違う誰かから攻撃されたくないのだ。
すべての人類が、多様性を当たり前に愛せる世界になればいいな。
そんなことを思わせる壮大な小説で脱帽・脱力。


もっと自由に、
もっと人を愛して楽しく暮らしてゆこう。
今年も!