クリスマスの飾りの中に真理を見る | 恋は二度目のアネモネ


わたしは防水加工ではないから、
水にふやけて消えてしまう。
そうなる前に何とか。
ニセモノ同士で戦おう。
ああ、でも
今のわたしじゃ勝てる気がしないの。
体というのはとても強い。
シンプルで無駄がないもの。
胡乱な心なんかじゃ太刀打ちできないよ。

だけど、
次にどうするのか手に取るようにわかる。
そしてわたしがそれを無視することも。
経済だよ、要するに。
きみもわたしも、
細い平均台の端の方で、つま先立ちしてるようなものじゃないか。


昨日の牛と、
隣の部屋の子どもが暴れてる。
どちらも獣だ。
わたしは獣じみた人間だ。
がおーーー

少しの料理を作って食べたら、
もう満足してしまう。
クリスマスツリーのオーナメントの中に
たくさんのわたしが映っているけど、
その中の全部がひとりのわたし。
それって真理じゃないかしらん。

あなたを愛するのも、きみに恋するのも、
あの子を可愛いと思うのも、
もうひとりでいたいと思うのも、
全部たったひとりのわたしの心なんだもん。