輪郭は、はっきりさせたままで
もっと見失いたい
自分自身。
輪切りにしても、みじん切りにしても
判明しないでしょ。
心がどこにあるかなんて。
透かして見ても、
可愛い心臓がぴこぴこ動いているだけなのよ。
ワインのキャップで血がでても、
それすら笑みがこぼれる。
映像と残像のきみが好きだ。
映画を観るように思い出したら、
それだけで夜を過ごしてしまえる の。
わたしを取り囲む枠は
いったいどんなものでできてるんだろう。
幻。
行間に置き忘れてきたから、
今はもう錆びたソネットの
単語の隙間に埋もれているかも ね。
さようなら。