春はうつくしい | 恋は二度目のアネモネ

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梅も桜も、
咲いて舞って 去っていったのだった

あなたのスーツケースにはわたしの未練をつめるすきまはもうないですかなんてうまいこというのよねえ
春にしか生まれない言葉みたいな
四季のなかで、
いちばんかなしいのは春かもしれない
いちばんせつないのが夏で
いちばん色めくのが秋
冬なんてのはいちばんおちゃらけてる
イメージ。
イメージは人それぞれ。
わたしは
今ここにない四季の情景ばかり夢見てるような子どもだったから、
大人になっても季節の足音に追い越されてばかりだのな
けど、風の味はわかるんだ
山田詠美的にいうと赤毛のアン体験
風が頬を撫でる度に極上のシロップをひと匙ずつ味わうみたいなそんな感じなのよ

本当のことは言わない
誰もわからない
梅や桜と同じで
きみやわたしにも終わりはくるのだ
それが宇宙理論なのでまーーる