休日のうしろのほう | 恋は二度目のアネモネ



冷蔵庫にそのまま入っていたショートケーキは、
スポンジもクリームも
もう すっかりかたくなっていて、
あまりに現実的すぎたから慌ててほおばって飲みこんだ。
けしからん。
ケーキをそのまま暗室にほおりこむようなやつには
おそらく夢も希望もないのだ。


立つ鳥跡を濁さずというけど、
去り際の不機嫌はわたしのせいばかりではない
言葉が通じ合わないのは、
どこのふたりでも同じだね
ぽっかりあいた休日の後半をどうしようか
甘いお菓子とちょっとエッチな映画とか、月並みすぎて吐きそう!