うちの第二子であるおチビは、2014年の夏に生まれました。本当は秋に生まれるはずでした。
私は妊娠初期から体調が悪く、出血も何度もあり入院したり実家に帰らせてもらったり大事をとっていたものの、21週の時点で前期破水が起こり21週5日で緊急入院、医療処置が取られる22週の2日前だったことから生命の選択をしておチビは生まれました。
産科医の先生方には、正確な破水の時期がわからないものの、全く羊水のない状態で日数が経ってしまっているためかなり肺にダメージがあること、ステロイドを使っても肺が膨らまなければ生まれてすぐ力尽きてしまうかもしれないこと、自由に手足を動かすスペースがなく四肢が変形してしまってるかもしれないこと、重度の障がいが残るかもしれないこと、など念を押された上で、48時間切っている短時間で産むのか生命を諦めるかの決断をせねばなりませんでした。
だんなさん、両親と相談し、おチビの3歳上のきょうだいであるジャンボの将来のことも考慮し、悩みつつ、でもここまで頑張って母のおなかにしがみついて生き抜いてくれたおチビの生命力やサインをひしと感じどうしても諦めたくなくて産むという選択をしました。
そしておチビの生命は、他ならぬうちの母が守ってくれたのです。先生方がおっしゃるように重度の障がいが残れば、いずれ私達親が2人とも先に亡くなってからおチビの面倒をみることになるのはジャンボです。あの子にそんな重大な責任をおわせてよいのか、本当に迷いました。今回の赤ちゃんは諦めて次の妊娠を望んでも良いのでは、との意見もありました。
看護師さんに同じような状況で助かった赤ちゃんの話を聞いても、なかなか生命を守る選択をする親御さんはいないらしく、暗い返事ばかり。
そんな中、うちの母が『この子にどんなことがあっても私が責任もって力貸すから!!』と背中を押してくれました。私は小さい頃から甘えん坊で母におんぶに抱っこ状態で育ててもらい、数々の困難も叱咤激励してもらいどうにかこうにか乗り越えてきましたが、この時ほど母を頼もしく力強く感じたことはありませんでした。感謝しかないです。
みんなの愛情パワーをたっくさんもらって、今日もおチビはジャンボとともにすやすや寝息を立てています。
