2月を迎えるにあたって(?)バレンタインもあることだし、と

チョコっぽいテンプレに替えたんだったが。

(ホントはチョコじゃなくて岩石的なものだけど)

 

バレンタインまで、チョコにまつわる話でもネタにしよう‥と思っていたものの、

あっさりバレンタインを過ぎてしまい‥苦笑

 

でもせっかく考えてたから、あげてみようと思う。

 

宝くじのバレンタインジャンボだって、3月4日まで販売してるっていうし(‥関係ない)。

 

 

わりと最近食べた、チョコ系のお菓子を紹介。

 

今回の‥次回があるかどうかわからんが‥お菓子はこれ。

 

 

黒船ハーバー

 

 

横浜名物、「ありあけのハーバー」の別フレーバー、「黒船ハーバー」である。

(焼き過ぎて、焦げ始めた焼き芋ではない。。)

 

この色合いからお分かりの通り、チョコ系のお味である‥

正しくは、「黒船ハーバー ショコラクルミ」というらしいが。

 

かぶりついた後の写真も撮ったけど、ピントもあってないし

どこか生々しいので公式サイトにあったこちらの画像を拝借‥

 

 

黒船ハーバー・断面

 

 

‥こうして撮影すれば、クルミ入ってる、ってわかったのね‥

なるほど、以後気をつけます(^^;

 

オリジナルのマロン味もいいけど、こっちのほうが大人向けですかね‥

お酒にも合うんじゃないか。

 

 

ちなみに、ハーバーとは、薄くソフトなカステラ生地に刻んだ栗と栗餡を包み込んだ、

船形のマロンケーキ、である。

そしてショコラクルミの方は、風味豊かなチョコレートを練りこんだ白あんと

ローストした香ばしいクルミを組み合わせた特製ショコラクルミ餡を、

ココアを効かせたしっとりとしたカステラ生地で上品に焼き上げた逸品‥という。

 

ショコラクルミのほか、期間限定だったりコラボしたりでいろんな味があるが、

元々はマロン味だけだった。

 

ハーバーじゃなくても、こういう和洋折衷タイプのお菓子、

誰しもがどこかで食べたことあるんじゃないか‥

あんなお味です。

 

‥いや、唯一無二だ、と仰られると‥(((^^;;

でも全く知らない人に説明するには、それをイメージしてもらうほか。。。

 

1954年に誕生、長年愛され続けている横浜の銘菓だが、

実は、製造販売している会社は一度倒産し、市場から姿を消した時期がある。

が、元社員や地域の方々の熱い支援により、奇跡の復活を成し遂げたのである‥

 

 奇跡の復活劇詳細はこちら

 

 

 

そんな歴史のあるハーバーだが、私にとってのハーバーのイメージは、というと。

 

子供の頃(昭和40年代)からさかんにCMが流れていたので存在は知っていたけど、

横浜土産と認識はしていなかった。

 

が、某西日本地方へ越してからはCMも、そのお菓子も、

見ることはなかった。

そうか、これは東京(方面)へ行かないと、販売していないんだな‥

 

年に一度の帰省。

母の実家(埼玉)へと向かう列車内で、よく目にしたのが‥

 

 

電車広告

 

 

電車広告である(^^;。

 

この↑画像は、網棚と天井の間にある広告である。

 

ありあけのハーバー”の広告も、たしかこんな位置に、

デカデカとはり出されていたんだな‥

 

横浜土産だから、その周辺路線の列車内である。

 

‥ということは、京浜東北線内でしばしば見掛けていたことになる‥

 

京浜東北(根岸)線は、神奈川県の大船⇔埼玉県の大宮間の路線だから、

埼玉県内を走行中であっても、神奈川や東京の広告を目にすることになる。

 

母の実家はその沿線なので、間違いない。

都内から、各駅停車でトコトコと、埼玉方面へ向かう道すがら、

ハーバー(の広告)がお供したんだな。。。

 

 

旧デザインのハーバー

 

 

↑上記画像は初期デザインのハーバー

船型のお菓子だけど、なぜか気球のデザインである(^^;。

たぶん、電車内で見ていたのは、このイラストが模された広告だったと思う‥

 

余談だが、さすがにその頃はもう、京浜東北線は水色であり、

チョコレート色ではなかった(苦笑)

そう、昔はね、チョコレート色で床は木の床でコールタールが塗られてたりして、

それから出入り口付近の真ん中に掴み棒があったりして、、、(以下略)

 

 

‥ということで、

 

「ありあけのハーバー」

      (イコール)

帰省

      (イコール)

我が故郷・東京(方面へ行く)

 

と多感な十代の少女の脳内に刷り込まれたのであった‥

 

東京へ戻るまでの6年もの間、帰省やその他都内への用事(受験など)で

そっち方面に出向いた際のイメージとして、知らず知らずのうちに

植え付けられて行ったのである‥

 

 

やがて都内の高校に進学することになり、東京へ戻って来た。

 

その頃、友人との手紙のやり取りに、ペンネームを使うのが流行っていた。

 

どんなペンネームにしようか‥

悩んだ末、浮かんだのは。

 

 夜明けのババロア

 

これはもちろん、ありあけのハーバー の捩りである(^^;

 

記事中、ハーバー、と略していたが、本当は「ありあけの」がついた状態で

刷り込まれていたのである。

 

自分にとっての憧れの東京のイメージ‥横浜銘菓だけど‥

それこそが、ありあけのハーバー‥の広告、なのだった。

 

 

〜 完 〜