今年の梅雨は、本当によく降る‥
九州の被災地にも、容赦なく。
いい加減、収まって欲しいものだ‥
ここで、雨シリーズを展開したのが災いしたか‥!?
というほど、まだ書いてはいないのだが。。。
記事にしないうちに梅雨が明けてしまう?のもなんなので、
雨シリーズ、再開したいと思う。
あくまでも、曲のイメージが雨だ、ってだけですからね!
なにも、雨乞いの歌、というわけではないので、念のため。
今回は、この曲‥
ごめんね/谷山浩子
'81年3月発表。
動画はコッキー・ポップだろうか‥
レコードとまたひと味違ったストリングスを従えたライブ映像。
TVでの露出は珍しいので、こちらをチョイス。
“雨が降ってる きょうは1日”で始まるこの歌。
まさに、最近の日本列島そのものである‥
この曲は、雨が降ってて憂鬱だなぁ、という曲ではない。
毎日毎日雨続きで、洗濯物が乾かないじゃないの‥
なんていう、生活感溢れる曲、ではない。
心の中に雨が降る‥という、心象風景を歌っているんである‥
まぁ、だいたい察しがつくと思うが。
どうやら、身勝手な男がセカンドの女を置いて
本命の女のところに戻る‥という内容のようだ。。。
(不倫、とみてもよい)
この曲が発表された当時、サクッと聞いて、
心の中に雨が降っているのは女で、
彼氏がそんなことを言っていた、という
女性側の歌なんだと思っていたが‥
よくよく聞くと、たしかに女性の心に雨が降るのは間違いないが、
男性側の気持ちを歌ったものであった。
結局本命のところに帰るんだけども、
心苦しく思っている。
少しでも、申し訳ないという気持ちがある‥
反省してるのか。
それだけでもマシじゃないか、とも思う。
普通ならそんなことをするヤツは、この後彼女がどんな気持ちになるか、
なんてひとつも考えないし、傷つきもしないと‥
なんだかんだいっても、自分勝手に傷つけて去ることには違いないのだが、
自分も傷ついているだけまだいい方、と考えるのは甘いのだろうか‥
‥いやぁ、どうなのかな。
却って腹立たしいヤツ、といえなくもないか。
自分だって傷ついてるんだから、そこまで悪くはないよね?
だから仕方ないよね?と言い訳するような気持ちもあるような。
このあとの彼女の気持ちを、冷静に歌っている、とも言える‥
“雨が降ってる きょうもあしたも
降りつづく きっときみの 眠りの中まで‥”
それがわかっとるのになんで付き合ったんじゃゴルァ〜!!
‥それが正解ですかね(^^;
いつになく、ガラにもなく、珍しく歌詞に焦点を当ててしまった(^^;
実は、これを初めて聞いた当時は‥
“帰る ぼくは 帰る”の“帰る”を“カエル”に置き換えて、
“谷山浩子はカエルだった!”というネタを笑って聞いていた程度だったんだが(笑)
(中島みゆきのオールナイトニッポンより...)
“帰る”のイントネーションが“帰る”というより“カエル”だったんだもの‥
‥そうか、わかった!
彼女は親指姫だったんだね‥!?