昭和50年の春と言えば、なんといってもこれ‥!

 

 

山口いづみ「そよ風のように」 ※「雑居時代」主題歌

 

GWの括りは前回の3曲だが、
この曲は3月下旬から4月のイメージか‥

当時、某中国地方より某関西地方に引っ越しした。
その引っ越し先ですぐにハマったのが、
夕方4時から再放送されていたドラマ「雑居時代」だった。

右も左もわからない新しい土地での暮らし‥
当時の不安な気持ちを和らげてくれたのが、
この明るいテーマ曲で始まる「雑居時代」だったのだ。

石立鉄男主演、彼お得意の心温まるハートフルコメディ。
(詳細はこちらを参照→Wikipedia

学校から下校するとちょうど、この時間帯にあたる。
家族揃っておやつを食べながらの、くつろぎのひとときであった。

自らの性格が災いして、なかなか新しい環境には馴染めない。
入学したばかりの中学、通い始めたばかりの学習塾、
そして耳馴染みのない言葉遣い(方言)‥

そんなストレスに押しつぶされそうな毎日を送る私にとって、
このドラマはまさに一服の清涼剤だった。


テーマ曲を歌っているのはドラマにも出演している
山口いづみさん。

その明るい歌声を聴くと、当時の逆境にめげず頑張る自分を思い出し、
元気が出てくるんだな‥!!


山口いづみさんといえば、デビュー曲のこの曲‥

 

 

山口いづみ「緑の季節」

 

この曲もまた、東京から某中国地方に引っ越ししたばかりの頃に
良く流れていた、思い出の曲である。

環境の変化に、山口いづみはついて回るんである(笑)※敬称略^^;
そして悩める人を慰めてくれるんである‥(*^^*)

この曲の場合は、新曲だか新人だかを紹介する、
数分間のスポット番組のようなものがあって、
それで今月の曲、みたいな感じで流れていたのだった。

♪ララララララララ‥ 緑の季節‥

今ごろの、新緑の季節にも相応しい曲。
先日の「みどりの日」にあげたかったが間に合わず(苦笑)


「雑居時代」テーマ曲の「そよ風のように」以降、
彼女は女優業に転向したため、その歌声を聞くことはほとんどなくなった。

新たな癒しの歌声は聴けなくなったが、
当時の歌声を脳内再生することで
楽しみにしていたドラマも思い出し、
相乗効果で穏やかな気持ちになり、エネルギーに代わる‥

思い出の曲、思い出の歌声、そして思い出のドラマは、永遠なのだった‥‥