たいへんに今更な話なのですが、さる6月25日、えーほとんど半年前の話ですね、スクウェアエニックスの株主総会が行われ、
なーんと、巨額の赤字の責任をとりWD氏が社長を辞任なさるということで、WDウォッチャーのアタクシはこれが最後かと万難排して行ってまいりましたよ。
「もう、WDには会えないん・・・?;;」
と思ったら、続けて会長に居座るということでw図々しいですねえw素敵ですねえw

(ちなみに任天堂の総会の方は今年は寝坊ぶっこいて出席できず)

さてスクエニの株主総会。お定まりの内容の後、WD氏による、スクエニはいかに大きな金額を扱うことができる企業であるのか、この金額に比べれば赤字額なんてたいしたことないですよー、というような言い訳がありまして。
これ確かにそのとおりなんですよね。
コンテンツ一発あてれば本当にどうということない赤字なのですが、今スクエニの一番の問題というのは、人材がいなくなってそういうコンテンツ作れないことじゃ?

とか思っているとですね、

そこんとこは向こうも十分わかっているようで、「このように若いクリエーターも育ってきています!」とかなんとか言って、総会が終わったあと開発者をずらっと並べ質疑応答というのをしてやんの。
FF14、DQ10の両プロデューサーも顔を出し、じっさいのとこなかなか豪華なメンツだったわけですが。
しっかし、自分のとこの社員を捕まえて“クリエーター”は如何なものかね。
いや如何なものか、ってナシだろう、と思うわけですが。
他にも、ゲームタイトルのことを“作品”とか呼んでたしなーw

自分とこの社員をクリエーター、商品を作品と呼ぶ。
こういうのがスクエニらしいところであり悪いところ。ファンの集いとかなら,そう呼ぶべきなのかもしれないけど、株主総会で使うのはなあ・・・


ところで、新社長の松田氏なんですけど。
以前、やはり総会でしゃべるところを見た時には、かなり滑舌が悪く、人をみてしゃべらないという印象があったのですが、今回おどろくほどハキハキしゃべってた!
これは相当、おそらく自分を捨てるような努力されたのではないかしら。
ちょっと感動した私なのでした