とってもヘンなゲーム、Wii『キキトリック』の感想の続き、ミミプロ篇だよ。
メインである「ノイズ君となかまたち」は一応レベル3をクリアして、エンディングを見たのですが(しかし、ここで出てきたレベル4。今までとは比較にならないくらい難しい。あれはもう本当の雑音だろ)「ミミプロ」の進み具合はいろいろで、まだ終わってません。が、いずれにしろレベル3は難しい!
以下簡単な内容の説明など。


バー
カクテルのようにいくつか混じり合った音の要素を聞き分け、特定するゲーム。
音の要素は、「学校」「スポーツ」「料理」など、あらかじめ音のジャンルで揃えられてます。
私コレ、すっごく得意なんですよ~
レベル2くらいまで、初見でほぼ満点に近い得点でしたよ^^エヘン
またキレイな音を楽しめるというのも好きなところ。

売店
いろんなうるさい場所での売店の売り子さんを体験!
制限時間内により多くの品物をお客さんに渡すゲーム。ちょっとしたゲーム的な反射神経も必要。
しかし、つっこませて欲しい!あんなにうるさい美術館はどこにもないだろう!

インタビュー
いろいろな聞き取りづらいシチュエーションでのインタビュー
泣いてたり、走ってたりする人や、何人か一緒に答えたりするなかから聞き取ったり、聞き取りにくい状況でのインタビュー。
これ苦手なんだよね・・・でも、はたから見てるぶんには面白いらしい。

サーカス 
かるたみたいに、次々読み上げられる「メロン」「レモン」、など、ちょっと間違えやすかったり、聞き取りにくかったりする、いろんなモノが書かれた絵をどんどん指していく、シンプルなスピード勝負なゲーム。
これがシンプルだけに難しく、ちゃんと指してもスピードが足りないと怒られまーす。0.6秒くらいだと遅いとか言われます。「あー、そうだよ、遅いよー!」もうさあ、年だから反応が鈍いんだよね。ちなみに0.4秒ぐらいだとスゴい早いとか言われるんだけどー
ちなみにこれは苦手、なんだけどつい何度も繰り返してやってしまう。苦手だけど好き。

病院
これはちょっと説明しにくい。バラバラになった音を、ひっくり返したり、順番を変えてもとの音源にもどすゲーム。
一回聞いてバシッと元の音がイメージできて、正解できると気持ちいい!
これね~すごく面白いんだけど、不満もある。とにかく与えられる時間が短かすぎ。「へ~こんなふうにになるんだ~」と、ひっくり返したり、入れ替えたり、もうちょっと音をいじっていたいんだよねー。だけど、あんまり長過ぎてもゲームにならないし、これはしょうがないよね。

電気店
音声にマッチした映像を、いくつかのテレビから制限時間内に選ぶゲーム。
1つの音声と、2つの音声のゲームがあるよ。
このゲーム、枕詞のように「メイドインワリオチームが作った~」ってつくけど、これがもろソレですね。とにかく、映像がすっごく「く、くだらない・・・」で、ゲーム中これが一番力が入ってる。
これ実は苦手なんだよね。で、なかなかクリア出来なくて、何回も再トライしました。多分頑張って作った映像を見て欲しいから、ハードルが辛めになってるんじゃないか、きっとそうなんだと信じております・・・

幼稚園
幼稚園の先生になって、園児達の言い間違いをすばやくチェックするんだぜー。

工場
音の違いによってボタンを押し分けるゲーム。
最初の「犬猫工場」だと、
「ワン」だとAボタンを押して、犬のおもちゃが完成!
「ニャー」だとBボタン押しで、ネコのおもちゃ完成!
なので、犬猫工場(笑
単純そうだけど、テンポよくさくさく進めないとNGになるので、けっこうパニクる。
ゲームが進んでいくと、ちょっとした、聞き分けと記憶力が必要に。


以上、なかなか上手く説明できなかったけど、8種類の「ミミプロ」のゲーム。
「ノイズ君となかまたち」に比べると、こっちのほうは普通のゲームっぽいです。特にワタシのようなぼっちプレイヤーにはこちらのほうが面白かったですよ。くすん。
これらには、全部“日常の耳のカベ”と“限界の耳のカベ”という成績のラインがありまして、
“日常の耳のカベ”を突破すると、ゲームクリア、で次のゲームに進めるんですが、
“限界の耳のカベ”のほうを突破すると、単に「すげ~~」ってことでしょうか?(笑)でも、モチベーションはかなり上がります!かなり難し目に設定されてるっぽいです。

そもそも『キキトリック』に興味を持って買ったのは、、、
実は「ワタシって耳の能力が高いんじゃない?」と密かに自負しておりまして、それを試したかったからでもあるんですが。

そんなわけで、ミミプロで最初にプレイできるようになる「バー」
初見で、全てでほぼ満点を叩き出し、「キャー、アタシってすごいわー」
しかし次の「売店」はごくフツウの成績。
そして続く「インタビュー」ではソッコー間違えて、何度もリトライしてやっとクリア、という有様でした・・・「きゃー、アタシってー・・・><」
やっぱり人によって、得意、不得意があると思いますが、
全てのゲームを初見でバッチリな人がいたら、間違いなく天才です。

私は得意、不得意がものすごくはっきり分かれました。
得意「バー」「病院」「幼稚園」「工場」←これらは初見プレイでほぼ“限界の耳のカベ”を突破したよ~(レベル1に限ってだけどさ)
不得意「インタビュー」「電気店」「サーカス」←難無くできるのもあったけど、ほとんどのゲームで何回か試行錯誤して、やっと“日常の耳のカベ”のほうをクリア、でした。
ちなみに売店は普通w

特に気に入ってるのが「バー」と「病院」。特に断トツで「バー」は得意だ!やっぱり私は音自体を楽しむのが好きなので、「こういうゲームをやりたかったんだよねー」
「幼稚園」と「工場」はね、得意ではあるけど、ゲームとして普通に面白い、ってかんじです。
「インタビュー」「電気店」「サーカス」は苦手なの。でもむしろ、こういうほうが他人とやるときに盛り上がったりする。なんでも上手くできるというのは良い事ばかりじゃないのよね。

このゲームをプレイして、感じた事
きっと、人によりジャンルの得て不得手があると思います。で、そういうので、性格とか、物の考え方とか、ひょっとしてある程度診断できるんじゃないかなー?と。
例えば、私と得意なゲーム苦手なゲームがかぶってる人は同じような感じ方考え方をする可能性が高いんじゃないかな、と思いましてね。
まあ、これは思いつきなんですけど。

このゲーム、ミニゲームの寄せ集めのようでもあり、ゲームとしては完成されてないかもしれません。まあ、新しい試みのジャンルだしね・・・
やっぱりコレは、人を選ぶよなー。
個人的には、独特のプレイ感があって、それがなんとも言えず好きなんですが・・・