久々に海外の記事の感想。
ちょっと前の記事だけど、昨日、映画とゲームに関する話で、思い出しまして。
あまり良い記事ではないかな、でもとても印象的だったのー（笑
When Great Minds Think Alike: Six Game Designers and Their Cinematic Counterparts
偉大な魂は同じようなことを考える。６人のゲームデザイナーと映画のカウンターパート
どうも上手く訳せないんですが、
あくまでも、（部分的に）似ている才能を持っているということであって、作品の個性、または全人格的に似ている、というわけではないのがポイント。
まずこの記事で選ばれた、ゲームと映画、お互いに似てるとされた６人とそのカウンターパート６人の方々です↓
宮本茂／スティーヴン・スピルバーグ
ティム・シェーファー／テリー・ギリアム（未来世紀ブラジル、ブラザーズ・グリム）
小島秀夫／ジェームズ・キャメロン（ターミネーター、タイタニック）
ピーター・モリニュー／フランシス・フォード・コッポラ（ゴッドファーザー、地獄の黙示録）
須田剛一／クエンティン・タランティーノ
ノーラン・ブッシュネル／オーソン・ウェルズ（市民ケーン）
一見して「えっ！！」って思うのは、小島秀夫／ジェームズ・キャメロンの組み合わせ。
ど、どこが似てるというのか・・・！！ 簡単に読んでみますと、
・２人とも、いち早く最先端の技術と取り組んできた。小島は『サンズ オブ リバティー』『ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』などでコンソールの能力を限界まで追求したし、キャメロンは
『ターミネーター２』でのCGの使用、そして『アバター』を作りました。
振り返ると彼等の現在は1998年、小島が『メタルギアソリッド』をキャメロンが『タイタニック』を作った年に遡れるかもしれない。それ以来彼等は、好きなものを好きなように作る全権限を与えられたのように見える。
メタルギアシリーズはコントローラーを操作するより、ストーリーとカットシーンでいっぱいになり、現在の小島はゲームというよりは映画寄りになっています。それとは対照的に、キャメロンの作品は、鑑賞するのと同じように、体験するものとなっている。
なーるほどね～、そういうことなのか！
小島カントクのこと、さりげなくディスってんじゃねえよ～
思わず笑っちゃったじゃないか～
それはともかく、小島さんはキューブリックに似てるって言われたいんだろうな。
以下、他の５組の理由を簡単に（それと私の感想）
・宮本茂とスティーヴン・スピルバーグ
音楽といったらビートルズだし、小説といったらシェイクスピア、というように、宮本茂もスティーヴン・スピルバーグもそれぞれのジャンルの同義語だからこれは当然。
２人とも、子供の心を持ち続けるという希有な才能と、魅力的なアイコンを作り育てる才能を持っている。
つーか、確かに作品のテイストは似てるけど、先駆者でもある宮本の方が当然エライです。
・ティム・シェーファーとテリー・ギリアム
ティム・シェーファーはLucasArts、テリー・ギリアムはモンティー・パイソンズ・フライングサーカスというグループの一員として有名になりました。
２人とも、非常に暗くシリアスな主題をユーモアで伝える不思議な能力、シュールで魅力的な想像力を持っています。
TV出演も多い面白い人らしいんですが、ティム・シェーファーさんのことはよく知らなかったです。が、どんな世界観の作品か、というのがこれでなんとなく分かりましたー。
・ピーター・モリニューとフランシス・フォード・コッポラ
２人とも、結果を怖れず未知の分野に飛び込み成功しました。後進の若者の手助けもしています。
私この２人あんまり興味がないんだよねー、（ということはどこか似てるのかw）
・須田剛一とクエンティン・タランティーノ
"auteur "（脚本も書く監督）という言葉は創造的な分野で濫用されるきらいがありますが、この２人こそ、まさにこの言葉を体現する人間です。作品は派手な暴力とバカバカしい下品さにあふれていますが、スタイリッシュです。過去の作品に愛情を持ち、堂々と引用しています。
この２人の個性は文句無く似てると思うよ。タランティーノはゲーム嫌いらしいけどね。
本質的にオフビートなところが持ち味で、でウェルメイドの作品を作れない、作るととたんにつまらなくなるというのがねー
・ノーラン・ブッシュネルとオーソン・ウェルズ
ジャンルにおける先駆者であったこと。
うーん、これはさ～・・・
ノーラン・ブッシュネルさんというのは『ポン』の開発者（というより発明者といったほうがいいか）した方で、ゲーム産業の父と言われる方ですね。なので、オーソン・ウェルズよりは、映画を発明したリュミエール兄弟とかのほうがマッチすると思う。
オーソン・ウェルズは先駆者とはあんまり言えないよね。共通点って、代表作がたった１つであること（ただしすごく有名）ぐらいなんじゃ。
そしてコメント欄ですが
当然、小島秀夫とジェームズ・キャメロンに物言いがたくさんついてました。
確かに似てないもんね。
でも、「ジェームズ・キャメロンに似てるというのは誰であろうと侮辱だ」っていうのはヒドいよー
ちょっと前の記事だけど、昨日、映画とゲームに関する話で、思い出しまして。
あまり良い記事ではないかな、でもとても印象的だったのー（笑
When Great Minds Think Alike: Six Game Designers and Their Cinematic Counterparts
偉大な魂は同じようなことを考える。６人のゲームデザイナーと映画のカウンターパート
どうも上手く訳せないんですが、
あくまでも、（部分的に）似ている才能を持っているということであって、作品の個性、または全人格的に似ている、というわけではないのがポイント。
まずこの記事で選ばれた、ゲームと映画、お互いに似てるとされた６人とそのカウンターパート６人の方々です↓
宮本茂／スティーヴン・スピルバーグ
ティム・シェーファー／テリー・ギリアム（未来世紀ブラジル、ブラザーズ・グリム）
小島秀夫／ジェームズ・キャメロン（ターミネーター、タイタニック）
ピーター・モリニュー／フランシス・フォード・コッポラ（ゴッドファーザー、地獄の黙示録）
須田剛一／クエンティン・タランティーノ
ノーラン・ブッシュネル／オーソン・ウェルズ（市民ケーン）
一見して「えっ！！」って思うのは、小島秀夫／ジェームズ・キャメロンの組み合わせ。
ど、どこが似てるというのか・・・！！ 簡単に読んでみますと、
・２人とも、いち早く最先端の技術と取り組んできた。小島は『サンズ オブ リバティー』『ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』などでコンソールの能力を限界まで追求したし、キャメロンは
『ターミネーター２』でのCGの使用、そして『アバター』を作りました。
振り返ると彼等の現在は1998年、小島が『メタルギアソリッド』をキャメロンが『タイタニック』を作った年に遡れるかもしれない。それ以来彼等は、好きなものを好きなように作る全権限を与えられたのように見える。
メタルギアシリーズはコントローラーを操作するより、ストーリーとカットシーンでいっぱいになり、現在の小島はゲームというよりは映画寄りになっています。それとは対照的に、キャメロンの作品は、鑑賞するのと同じように、体験するものとなっている。
なーるほどね～、そういうことなのか！
小島カントクのこと、さりげなくディスってんじゃねえよ～
思わず笑っちゃったじゃないか～
それはともかく、小島さんはキューブリックに似てるって言われたいんだろうな。
以下、他の５組の理由を簡単に（それと私の感想）
・宮本茂とスティーヴン・スピルバーグ
音楽といったらビートルズだし、小説といったらシェイクスピア、というように、宮本茂もスティーヴン・スピルバーグもそれぞれのジャンルの同義語だからこれは当然。
２人とも、子供の心を持ち続けるという希有な才能と、魅力的なアイコンを作り育てる才能を持っている。
つーか、確かに作品のテイストは似てるけど、先駆者でもある宮本の方が当然エライです。
・ティム・シェーファーとテリー・ギリアム
ティム・シェーファーはLucasArts、テリー・ギリアムはモンティー・パイソンズ・フライングサーカスというグループの一員として有名になりました。
２人とも、非常に暗くシリアスな主題をユーモアで伝える不思議な能力、シュールで魅力的な想像力を持っています。
TV出演も多い面白い人らしいんですが、ティム・シェーファーさんのことはよく知らなかったです。が、どんな世界観の作品か、というのがこれでなんとなく分かりましたー。
・ピーター・モリニューとフランシス・フォード・コッポラ
２人とも、結果を怖れず未知の分野に飛び込み成功しました。後進の若者の手助けもしています。
私この２人あんまり興味がないんだよねー、（ということはどこか似てるのかw）
・須田剛一とクエンティン・タランティーノ
"auteur "（脚本も書く監督）という言葉は創造的な分野で濫用されるきらいがありますが、この２人こそ、まさにこの言葉を体現する人間です。作品は派手な暴力とバカバカしい下品さにあふれていますが、スタイリッシュです。過去の作品に愛情を持ち、堂々と引用しています。
この２人の個性は文句無く似てると思うよ。タランティーノはゲーム嫌いらしいけどね。
本質的にオフビートなところが持ち味で、でウェルメイドの作品を作れない、作るととたんにつまらなくなるというのがねー
・ノーラン・ブッシュネルとオーソン・ウェルズ
ジャンルにおける先駆者であったこと。
うーん、これはさ～・・・
ノーラン・ブッシュネルさんというのは『ポン』の開発者（というより発明者といったほうがいいか）した方で、ゲーム産業の父と言われる方ですね。なので、オーソン・ウェルズよりは、映画を発明したリュミエール兄弟とかのほうがマッチすると思う。
オーソン・ウェルズは先駆者とはあんまり言えないよね。共通点って、代表作がたった１つであること（ただしすごく有名）ぐらいなんじゃ。
そしてコメント欄ですが
当然、小島秀夫とジェームズ・キャメロンに物言いがたくさんついてました。
確かに似てないもんね。
でも、「ジェームズ・キャメロンに似てるというのは誰であろうと侮辱だ」っていうのはヒドいよー