国公立前期試験日が徐々に近付いてきていた少し前のコトでゴザイマス
2つ前のブログ↓
受験地へ、母は付いて行くのか?行かないのか?
とりあえず、また考えよう
って、いつもの問題先送りをしていたボクたち私たちは、珍しく一緒にご飯を食べていた
「で?私は
に一緒に行った方が良いん?」
「来んでえーよ」
「ホンマに?」
「なんとかなるやろ」
「友だちのお母さんとかは?行かはるん?」
「行くみたい‥‥部屋とか見るらしいわ」
と、そこで息子がポツリと
「部屋とかもうなくなるねんて」
とか言った
なんだか寂しいような、困ったような、悲しいような、すねたような、ちょっと笑うような
何とも言えない表情で‥‥‥‥
そんな顔、久しぶりに見たわー
幼き頃に、自分だけ買ってもらえなかったとか、自分だけ行けなかったとか
そんな時にしてたような表情みたいな
その息子の顔を見た瞬間
めちゃくちゃ「なんかゴメン
」っていう切ない感情が押し寄せた
私は、何回か書いてるけれど
の合格は、周りの受験生の3分の1が胃腸炎、3分の1が流行り病とか
それくらいの事件が起きれば、ワンチャンいけるかも
(↑アラフィフの『ワンチャン』の使い方)
って思ってるくらいで
試験前に、こんなん書いたらアカンねんけど
本人も塾の先生達も、誰も彼も
どこまで本気なんやろか?
って思っちゃってるトコもあり
だから、余計に息子からの
「部屋とかもうなくなるねんて」
のセリフを喰らって、申し訳なくなっちゃったのかもしれないワ
でも、もちろん
そんな気持ちは全て心にしまい
「あー、部屋ねぇ‥‥まぁ受かったら探せばえーやん?キャンセルも出るやろし」
(知らんけど)
と、ケムに巻いてみた
ま、超常現象引き寄せられたら
その時に考えれば良いやん?
どうにもならないコトなんて、どうとでもなっていい事
ってブルーハーツも歌ってたし
部屋探す事態になるってコトは、それだけでミラクやねんから、なんとかなるなる
そらもちろん、大学は、めちゃくちゃ行きたい大学やねんから
私だって心の底から
「息子が合格しますように」
と、願ってはいるんやで
それもあるから
やっぱり部屋とか探してあげるべきやったのか?とか、なんとなく「なんかゴメンな」って、罪悪感みたいなのを持った私‥‥‥‥
なんやけれども
よく考えたら、私、何もゴメンなコトないやん
共通テストの爆死は、私の責任ちゃうわ
でもでもでもでもって
何かしら、ちょっと凹んだ感じな息子と私
しかし、その日の夜
「ケーキあるねん食べる?」
と、息子に訊ねると
「食べるわぁ‥‥あ、やめとく、オレ痩せなアカンねん」
「痩せるん?ダイエット?」
「そう、
の入学式までに痩せて、入学式では一気に友だちめちゃくちゃ作るねん、めっちゃ楽しみやわ〜〜
」
と、息子、大学生活に思いを馳せてウッキウキやった‥‥‥
『1回生になったら友だち100人できるかな?』
あぁ、受験生の心っていうのは、乙女心と秋の空と同じくらいの移ろいやすさなのね
でも、受験生の母の心の方向性も、負けず劣らず移ろいやすいのだョ
上がったり下がったり
あっち向いたりこっち向いたり
怒ったり心配したり
落ち着かない