猫じゃらしは動物愛護グループという名称を冠してます。

それには鳥取県中部で、20年以上前から、猫の保護活動やTNRをしてこられた先輩の熱い思いがあるからです！

先輩は、私財を投じて、また、生活の時間を切り詰めて活動をして来られました。

仲間の方々と、夜な夜なTNRに行き、野良猫を次々と捕獲して手術。見つけた子猫は保護して来られました。

全ては、不幸な野良猫を増やさないため！猫が嫌われ者にならないため！でした。

そして、保護した子猫のオウチを探すために、譲渡会を開催して（当時はこの田舎では先進的な取り組みだったと思います）、医療を施した子猫を無料で、里親になりたいという方に、譲渡していました。

今の私たちみたいに、募金もしないし、寄付金は集めない（寄付金を受け取ってと言われる方からは受け取ってたが）し、譲渡費用や猫の引き取り料無く、譲渡しておられました。

文字通り、身を粉にして、この問題に取り組んでこられたのです。

それが、先輩方の、動物愛護精神の在り方だったと思って、尊敬しかありません。

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時は変わり、先輩方の”野良猫の不妊去勢が大事！”という思いを引き継いで、活動させてもらってます。

猫じゃらしという名前をつけて2年後、先輩が「私はそろそろ引退です。」と言われてた頃、保健所の職員さんが、とても野良猫問題に熱心で（私たちと同じくらい熱い）、「猫じゃらしさんは、子猫を保護するよりも、とにかくTNRに全エネルギーを注いでいただきたい。」と言われたのです。

ええーっ⁉️と言ってる間に、倉吉保健所は2台しか無かった捕獲器を一気に30台に増やされました。今年は少し大型の捕獲器を2台か3台増やされました。

でも、今は、その意味がわかります。

やってもやっても、子猫が湧いてくるって感じが、よーくわかりました😰💦

それまでも、TNRを、やってきましたが、先輩所有の6台の捕獲器をフル稼働で、捕まえたら病院のケージに入れてもらいすぐに捕獲器は返却してもらい、また仕掛けて捕獲！の繰り返しでした。

今は、捕獲器のまま、協力して頂いている動物病院へ置いて帰ります（現場名表記してから）。

去年約500頭のTNRをやり遂げても、子猫は次々と生まれて、猫の数が多過ぎて、人々は困って悩んでおられるのです。

現在、猫じゃらしが保健所の捕獲器（30台）と、猫じゃらしの捕獲器（16台（個人所有含む））をフル稼働で動かしてます。

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では、お盆明けてからの

捕獲9連発（今週末は、この子たち中で雌猫の退院があります）

見ていただいたらお分かりのように、春生まれの子猫が育って3ヶ月齢ぐらいになってます。

餌をあげてる方は、もう少し小さい時に、「引き取って里親探ししてもらえないか？」と聞いて来られました。

先輩の時代は、頼まれたら“動物愛護精神”で引き取られて、必死に里親探ししておられたと思います。

でも、今は、相談が毎日2〜3件入ってくるので、全ての餌やり現場の子猫を保護していたらキリがないし、私たちがそんなことを請け負う立場ではないって本当に実感しているところです。

「野良で生まれた子猫は、保護して医療にかけたら、ほぼ全て元気に育ちますよ。それでは、野良猫対策にならないんですよ！」

と、保健所の職員さんが強く言われていたのを、時々思い出します。

本当に本当に、次から次へと、野良猫は生まれてしまってます。

かわいそうだと思われた方が、助けたいのなら、ご自分で助けるしかないのです。

または、生まれてしまった（手術しないで産ませてしまった）のだから、母猫と一緒にその場所で、過ごさせてあげる（適期に母猫と子猫を一斉にTNRで）しかないのです。

「この外の猫たちは、道路が近くて、次々と交通事故で亡くなってしまうのです。助けてください。」というのもあります。本当に助けてあげたいです。でも、私たちには、場所も、人手もありません。

私たちは、生まれてきても自然淘汰されて死んでしまうかわいそうな子猫をこれ以上、増やさない！産ませない！この強い気持ちで、TNR活動を推進しています。

もちろん、わたしたちも、可愛い子猫の姿を見て、「助けてあげたい。」と思うんですよ。

どの現場でも。

生後3〜4ヶ月になると、大抵の餌やり現場で、生まれた頭数より減ってます。

保護した子猫が、発熱したり下痢したりする様子を常にみてきていますので、外で野良の子猫が発熱や下痢してたら、命を落とすんだって事はわかりすぎるほどわかっています。

野良の子猫って大抵が死ぬために生まれてきたようなものなのじゃ無いかなぁと、思わずにはいられません。1歳まで生き延びる生存率は20％〜10％と聞いてます。

冬場の雌猫が妊娠してない時期や、発情期前に、大規模な対策をできたら、一番効率が良くて、不幸な子猫を産ませなくて済むのに！と思ってます。

次は、これから秋の出産シーズンです。

今、妊娠してる野良猫は、即、中絶堕胎で、産ませないでほしいです。

母猫にとっても生まれてきた子猫の世話は大きなエネルギーを費やしますから負担となってます。

母猫も、外で生き延びることだけに集中させてあげたいと思ってます。野良猫が一代限りの命を輝かしく精一杯生きれるようにと願っていますから✨

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次予定の現場下見。

人に慣れてる？逃げない。

いやいや、餌やりさんは可愛がってないそうです😰

コレは、研究者が解明しようとしてる“人馴れ遺伝子”を引き継いでいる猫たちなのか⁉️

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それから、過去の現場訪問。

いろいろと衝撃を受けました😰

また生まれてしまってる現場もありました。

想定内と思ってるけど…

だいたい、外で、のんびり暮らしてるみたいです。

よく慣れてる現場では、ノミ取り首輪をつけてもらってる猫も居ました。

ノミ取り首輪は、あまり効果無いとも聞いてますが…

まあ、地域で可愛がっていただけるよう、餌やりのルールやマナーを守り、トイレ設置にご協力をお願いしたいと思います(=^x^=)

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