荒川へ(3/3) | にゃあさんの鳥見と日記

にゃあさんの鳥見と日記

「呼吸するように、鳥を見たい」
日常のハザマにある鳥見の記録です。

こんにちわ(^-^)

今朝のベランダ最低気温は+6℃、曇りくもり。空が春霞、もやっとしています。

さて昨日の続き、今回で最終回です。
餌やりについて、あくまで個人的な意見を書きます。
私専門家ではありませんし、それぞれ意見はお持ちかと思います。

鳥インフルエンザの感染予防のため全国的に餌やりを禁止する自治体が多いです。
アレルギーで予防接種が受けられない私も勿論、怖いです。

が、飛来地に白鳥を養うだけの餌があるか計算して数値化した方は居るでしょうか。

この場所に飛来してきたハクチョウの空腹は餌やりが無ければ満たされないため
飢えたハクチョウが分散しさまよっているそうです。
それも本来の姿かもしれません。でも心に引っかかるものが多いのも事実です。

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(出動するよ!)ハクチョウのファミリーは本当に強い絆で結ばれています。

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(みなぎるじょ!)後ろ2羽のヒナは何も知りません。

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(田んぼ掘ってきました!)おでこの土は田んぼを掘った証です。

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(親子で田んぼ掘ってきました!)逞しく生きようとしています。

大人しくしていれば餌がもらえる、そう学習させたのは人間です。
親鳥はヒナと「ここに冬を越せる餌があるのよ」と教えるべく
必死の思いで渡ってきた筈です。
段階的にここには餌が少ないから分散しよう、等
そう学習してもらう余裕がホモサピエンス側にありませんでした。
来年は会えないかもしれない、そう思い今年バタバタの中を出かけました。

行政が感染を未然に防ぐのが仕事、これも理解できます。
鳥見に出かけて楽しい事ばかりではなく、半べそをかくような事も実は多いです。
昨日もそうでした。
でも勝手なことばかりしてる人間でごめんなさい。
無事に生き抜いて北に帰れますように、これも勝手な願いです。

最後にお気に入りの1枚:

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(デジスコノートリミング)

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(ブログの幅に合わせてトリミング)

長々とお付き合いありがとうございました。

最後に沢山ハクチョウの話をしてくれた地元の古老、
ずっと撮影と観察を続けているカメラマンの方、
駐車場の整理をしていた職員の方、地元の皆様は本当に親切で
トイレも靴洗い場もとても綺麗にしてあって
この場所を大切に守ってきた様子がうかがえました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。