前回、前々回と安心スペースって大事だよね!という話をさせてもらいました。今日はその第3弾です。
ネコリパ中野店でお世話ボランティアをしていたときに出会ったジジときい。2人の安心スペースは、キャットタワーの最上段とキャットウォークでした。
ジジ「安心安心」
きい「安心安心」
ここにいるときは、とてもリラックスしていました。
ぼくが尊敬している動物行動学に造詣の深い藤井先生も「安全で安心できる場所」、例えば「見晴らし台や棚など周囲を監視できかつ邪魔されない場所を用意」してくださいねとおっしゃっています。(註1)
ぼくがビビりの猫たちと接する際に、心がけているのは、彼らの安心スペースを確保すること、そして彼らの距離感を尊重することです。人馴れトレーニングを行う際もぼくは同様のスタンスをとっています。
これは、ぼくが全く人馴れしていない地域猫ちゃんたちとの交流で身につけたスタンスなのかもしれません。
その話を次回できたらいいなと思ってます。
ビリー「お!いよいよ、ぼくの出番だね!」
※註1
子猫を迎えたら〜子猫を迎えた飼い主に伝える行動学
https://www.jstage.jst.go.jp/article/dobutsurinshoigaku/29/3/29_93/_pdf/-char/ja