先日、大好きなマルチョビもみでスーさんのブログを読み

いつもゲラゲラ笑いまくってるのに

ムーちゃんの話は本当にグッと来ました

読まれた方はみんなそうかも知れませんが

泣きながら読みました

怒りもありますが、それよりも先に

子供がこんなことに耐えてきたこと

その心の支えがネコだったこと

胸がいっぱいになります

今、ママは爆裂だよチュー

ムーちゃんの生きた証だね爆笑

 

 

えいっビックリマーク

私もトラウマを出すぜ!!

あ、かなり長いです

すみませんあせる

 

私は美大を目指していたのですが、服飾関係のことがしたくなって服飾の専門学校に行きました

卒業して、パタンナーとして就職しました

1ヶ月は店頭を経験して、それから本社に入ることになっていました

それが3ヶ月、半年経っても本社に戻れず、いつ入れるのか聞いてみたら

もうちょっともうちょっとと人手不足の店頭にいてくれとのこと…

うんざりしている所に、渋谷という場所柄スタイリストさんが買い物に来るのですが

いつも同じスタイリストさんが明らかにうちには無い物を聞いて来るので

それならどこどこ、それならどこどこと洋服の絵まで描いてあげてました

「あなたさ、こんな所にいないでうちに来なさいパンチ!

と怒るようにいい、うんざりしていたのもあって1年3ヶ月で転職しました

そのスタイリストさん(師匠)の所にです

 

ドキドキしながら代官山にある事務所に行き色々なことに驚きます

高級車に乗り、持っている物は高級品目

といっても品のイイ高級品です

やっぱり選ぶ物もセンスがいいのですウインク

そこに師匠は住んでいたので、飼い猫が2匹いました

 

アビシニアンの男の子と女の子ラブ

なんて綺麗なんだろうドキドキなんて可愛いんだろうドキドキ

 

朝来たらまずネコのトイレを掃除して!といわれ

全然イヤじゃなかったなぁ、ネコってこんなに可愛いんだって思いました

 

だいたいテレビ局や撮影スタジオなどに出ていることが多かったのですが

事務所で縫い物をしたり、小細工をしたりするときは

ネコたちが甘えてきます

いつも時間に追われている感じだったので、思うように構ってあげられませんでした

師匠も忙しいし、たまにはなんてチョイチョイしてると

「あたしはペットシッター雇ったわけじゃないんだからねムキー

となかなかのヒステリーでして滝汗

このヒステリーがエスカレートしていくんです

 

毎日、分刻みで管理され休みは無く、夜中まで仕事

朝6時には家を出る

睡眠が少なくて頭が回らない汗

 

「そんなのあとでいいから、買い物行くわよ」

と表参道を一緒に歩くのですが

いつも私の胸ぐらを掴むんです

掴んだまま歩くから、みんなに振り向かれる振り向かれる笑い泣き

最初はイヤでイヤで仕方なかったけど慣れるもんですね

母は私の洗濯を見て、どうしていつも首がクシャクシャで伸びているの?と不思議がっていました

その当時はもとから痩せていたのですがドンドン痩せて行く私のカバンに

いつもカロリメイトとチョコレートを入れて置いてくれました

帰宅すれば温かいご飯ステーキ

無言の応援、有り難かったショボーン

 

一番イヤだったのが、撮影スタジオの別室でアイロンをかけていた私の胸ぐらを強く掴んで

「お昼よ、サッサと準備するっむかっ

昼前なのに?と思いましたが、はい!

お弁当とお茶の準備、完了!

なかなか来ない、冷めちゃったし淹れ直そうと思ったところに

ドアがバーーンっと開き

「こんなに早く準備するなんてなんて馬鹿なの?」とみんなの前で…

すぐ淹れ直します!と対応し、

「necoちゃんもお弁当食べなよ」とカメラマンさんが声をかけて下さり

はい!とテーブルの端に座ろうとしたら、ものっすごい勢いで私の胸ぐらを掴み

非常階段のドアを開け、私を蹴り入れたんです

「ここで食べなさいよ」

もう情けなくて情けなくて…

そしたら同じ年のカメラアシスタントの男の子が

「一緒に食べよう」と来てくれました

泣きたいくらい惨めでしたが泣けなかったです

すぐにドアがバーーンっと開き

「なにグズグズしてる!みなさん食べ終わってるのよ!」

お弁当箱のふた開けて二口程食べたばかりなんですけどね 笑

はい!

こんな毎日でした

 

そんな師匠でしたが、仕事は凄かったです

だから信頼があるし、仕事がバンバン来る!!

 

でも

やることなすこと全て逆を言うんです

それを知っている師匠の知り合いの方は

「頑張ってるよね、彼女もよくわかってるんだよ

だけど、あの性格だからさ汗

今までのアシスタントは3日と持たなかったからね

頑張ってるnecoちゃんのこと可愛いんだよ」

と励まされましたけど、師匠の元に居て

感情も心も壊れてしまった感じでした

 

そんな時に「あたしの顔を潰さないで欲しいんだ、面接に行って来て」

と勝手にあるアーティストさんの衣装としての面接に行けと!

ここを詳しくお話ししたいのですがもっと長くなってしまうので

ご要望があればお話ししますね(無いですよね笑い泣き

 

結局、ここで師匠との別れがあったのですが

最後には口もきいてくれませんでした

最後の給料袋を私の足元に投げてきまして

感情が無くなっていた私は普通に拾い

お世話になったお礼と挨拶をし事務所を出ました

代官山の町を歩きながら給料袋の裏を見ると…

 

「出会った頃の笑顔のnecoちゃんに戻りなさい」

 

と書いてありました

 

…号泣…

 

戻ってしまおうかなと何回も足を止めました

 

でも戻れなかった

 

やっぱりそれほど辛かった

ごめんなさいとありがとうの気持ちでいっぱい

電車の中でも泣き止まず、サラリーマンさんに大丈夫か?と声をかけてもらったくらいです

 

高校生の頃から大好きでよく遊びに行っていた代官山には暫く行くことが出来なくなりました

今は全然大丈夫ですけどね

 

正直、今でもたまに師匠を思い出すと ヤダ!と声を出してしまうことがあります

でも、可愛がってくれていたこともわかってます

その後のいい出会いのきっかけを作ってくれたのも師匠ですからね

感謝しています

ネコが可愛いってことも師匠のとこで知りましたからね

 

それがですね、師匠んちのニコ男の子が特に懐いてくれていて

その子がなんとコロナタスさんちの ぱんちくん にそっくりなのですラブ

はじめてぱんちくんを見た時、実はちょっと泣いてました

あぁレオくんだおねがい

そんなこともあって ぱんちくんのことが大好きです

かわいいんですのぉラブラブ

あずきちゃんと共に長生きして欲しいですニコニコ

 

私の一番辛かった時を支えていてくれたのはこの子でした

とうの昔にお空組になっていると思う

 

今、私はすっかりデブになって5ネコの母さんよ

しあわせよ

ありがとうね レオくん照れ

 

 

 

 

ちょっとおセンチになったから

元気になるにはコレ爆  笑

 

 

コレは前の写真だから

これから買いに行かなくちゃパーウインクチョキ