今じゃ2人に1人はガンになり、
3人に1人はガンが原因で命を落としているとテレビでやっていた。
看護師さんから聞いた話では、
健康な人の体にも、ガン細胞になるものは存在していてるが、
うまいこと体の中で、ガンにならないようにする働きをしているらしい。
その働きが上手くいかなかった人が、ガンになってしまうんだと聞いた。
簡単に言うと免疫が無い人が、ガンになってしまうという感じだ。
私は自分で言うのもなんだけど、免疫が無いと思う。
偽物みたいな食べ物を食べると、体調が悪くなる時がある。
100円寿司やファーストフードが苦手で、食べると気持ち悪くなる。
ファーストフードも全部がダメなわけではなく、食べてみて平気なものもあるし、
カップ麺も結構好きだったりする。
病気になる前となった後では格段に食べる頻度が減ったが。
体育大学に通う兄は帰省した時、191cmの長身だからか
毎回晩御飯だけでは足りず、カップ麺を食べている。
その姿を見ると「今は良いけど、年とってから大変だろうな」思いながら見ている。
自分がそうだったように、壊れてから気付くんだろうなと思う。
このことだけに限らず色んなところで、自分もまだ二十歳なのに、
「若いからまだわからんやろうな」と思いながら他の若者を見てしまう。
体に不自由がなく、のびのびとしている若者を見ると、
なんとも言えない気持ちになる。
私は病気のせいで、若者がするようなことはできないけど、
病気のおかげで、とても大事なことに気付いたと思っている。
B'zの歌詞の「くだらなかったあの頃に 戻りたい戻りたくない」に似ている。
病気になる前の、健康で未来があるのが当たり前のあの頃に戻りたいけど、
大事なことに気付いていない自分には戻りたくない。
K先生も同じことを言っていたような記憶があるのだが、
逆境を乗り越えた、人生経験が豊富な人に魅力を感じる。
そういう人は人間味が深く、心を開けると思うからだ。
話がそれてしまったが、食べ物以外では
貧血で倒れたり、銭湯でのぼせて吐いたりしてしまう時が
病気になる前からあった。
母と「病気になる前から様子おかしかってんね」と話しているほどだ(笑)
ようするに体が弱かったらしい。
とにかく、普通の人が大丈夫なことでも、私の場合は体が拒絶反応を起こす。
それがガンになることに直接関係しているかは分からないが、
1つの要因に含まれていそうだなと思う。