あ、長いわ暗いわです。





少し歳の離れた弟がいます。
三姉弟。
私、妹、弟、なのですが。



今年専門学校を卒業、新卒で就職も決まり、一安心していた、のですが。


健診明日いこーと、
実家に戻り、
散歩し、
母が仕事だったので夕食の準備をし、
父が帰宅。
ちょっときゅうけーい、と思って夕方(父は6時頃には帰って来れるので)ゴロゴロしていたら、

弟の職場から電話が、と父から。
「今日仕事無断欠勤みたいだ」と


えええええー?!えっ
姉の贔屓目かもしれませんが、遊びで無断欠勤出来るような人間じゃない。
生真面目で、不器用な弟。
仕事無断欠勤するなんて、よっぽどのことがあったはず。

連絡取れない。
ど、どうした?!どうした?!!

仕事の終った母も7時には帰宅。


連絡は依然取れず。

母は心配でご飯食べられず。





日が変わる前に、帰宅してきました。

死にたくなった、
死ぬ気で隣県まで行ってきた。

死に切れなかった。
帰ってきた。



とのこと。

すごい顔で、帰ってました。



鬱の人の、ガチガチの青黒いような顔で帰ってきました。


太い、太いロープを買って、
遺書を書いて、
髭剃りシェーバーを持って、
隣県まで行って。

死にきれず、
海が綺麗で、

帰ってきた、と言っていました。




昨夜はなんでもなさそうに短時間ではありますがおしゃべりしたんですけどね。
ただ単に、昨夜の笑顔は
死ぬことを決意して、スッキリしていただけみたいでした。




ハタチそこそこで、なぜそんなことになっちゃうんですかね。


ハタチそこそこが両親の言葉をすんなり受け止められる訳は無いと思うし、
ウチにはちょっと配慮の足らない祖母がいるくらいで、祖母が出来るのは逆撫でくらい。
妹は彼氏と同棲中。


どうやら弟と話せるのは家族の中で私だけ、
と、母からも言われ、

弟の全件は私に任されました。



またまた、なんでこのタイミングで?とも思いましたが

きっとこういう運命なんですね。

両親の仲は、良くは無いので、
私が居なかったら弟と一緒に母も潰れていたでしょうし。



どうこうできるとは思ってませんが、
とりあえず数日は仕事はおやすみにしてくれると、上司さんが言ってくださったみたいなので、
ゆっくりお話していきます。




帰ってきてすぐ、自室に行ってしまったのですが、
(ウチは古いので、鍵のかかる個室はトイレだけです)

とりあえずおにぎり二個握って、お茶つめたペットボトルをロフトの枕元に「食べてー」と押し込んでみたのですが

おにぎりは「ぐちゃぐちゃになる、てか腹減ってないむっ」と拒否られしょぼん
とりあえずお茶だけ置くね、と言ったら一口飲んだので安心しました。


そのあと私がお風呂にいった間に、
台所に起きてきて結局おにぎり二個ともたべて、また寝たようでした。



食べられるなら、とりあえずは大丈夫かな。









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