9. 小間使の日記
87分 モノクロ 1946年
原題「The Diary of a Chambermaid」
監督:ジャン・ルノワール
主演:ポーレット・ゴダード、バージェス・メレディス
片田舎の富豪の屋敷で働くことになった小間使い。
玉の輿を狙う彼女は、屋敷での出来事を日記にしたためる。
巨匠L・ブニュエルがフランスに招かれ撮った'64年版も有名。

 

The Diary of a Chambermaid (1946 film) - Wikipedia

The Diary of a Chambermaid (1946) | Diary of a chambermaid, Chambermaid ...

『女中日記』は、裕福な家庭をひどく混乱させる新しく雇われた女中を描いた1946年のアメリカのドラマ映画である。この映画は、オクターヴ・ミルボーの1900年の同名小説と、アンドレ・ド・ロード脚本、アンドレ・ヒューズ、ティエリー・ノレス共演の戯曲『女中日記』に基づいている。この映画はジャン・ルノワールが監督し、ポレット・ゴダード、バージェス・メレディス、ハード・ハットフィールド、フランシス・レデラーが主演した。

 

Directed by Jean Renoir
Screenplay by Burgess Meredith
Based on the novel by Octave Mirbeau
and the play by André Heuse, André de Lorde, and Thielly Nores
Produced by Benedict Bogeaus
Burgess Meredith
Paulette Goddard (uncredited)
Starring Paulette Goddard
Burgess Meredith
Hurd Hatfield
Francis Lederer
Cinematography Lucien Andriot
Edited by James Smith
Music by Michel Michelet

Production
company

Benedict Bogeaus Productions

Distributed by United Artists

Release date

  • February 15, 1946 (United States)

Running time

87 minutes
Country United States
Language English

フル動画

 

 

原作 小間使の日記 - Wikipedia            オクターヴ・ミルボー - Wikipedia

  

この小説の初稿は、1891年10月20日から1892年4月26日にかけ、『エコー・ド・パリ』に連載。ミルボーは当時、深刻な精神的な、結婚生活上の危機に直面し、無力感にさいなまれ、一般的な小説形式、ことに自分の連載小説に嫌気がさしたと述べている。したがって、自作を本にしたのは、物語をドレフュス事件の時期に設定し、完全な改作を行った9年後の、1900年7月であった。このドレフュス事件で、彼はかつてないほど人間嫌いに陥った。

 

ジャーナリストとして出発、1899年に小説『責苦の庭』を発表して注目をあびる。続いて1900年には『小間使の日記』をあらわし、1903年には戯曲『ビジネスはビジネス』を書き、自然主義作家としての地位を確立した。また、モネロダンとも交友をふかめ、美術批評においても一家をなした。『小間使の日記』がルイス・ブニュエル監督によって映画化されると(1964年)、20世紀後半になって、世紀末作家として再評価され、初期の作品『セバスティアン・ロック』、『ジュール神父』などもあいついで再刊されている。またゴッホを描いた新聞小説『天空にて』(1892年 - 1893年)も注目される。

 

女中の日記 (映画, 1964) - Wikipedia